東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
東京エレクトロン<
8035>が続落しフシ目の6万円大台攻防となっているほか、レーザーテック<
6920>など半導体製造装置関連の主力銘柄が軟調、半導体シリコンウエハーを手掛けるSUMCO<
3436>や信越化学工業<
4063>なども売り優勢に傾いている。新型コロナウイルスの新たな変異種であるオミクロン株が発見されたことで、世界的に経済活動への影響が懸念されている。半導体関連株も目先はリスク回避の流れのなか利益確定を急ぐ動きが表面化した。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が大きく売られたが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)はそれらを上回る3%近い急落をみせており、この流れが東京市場にも波及する形となった。
出所:
MINKABU PRESS