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【通貨】来週の為替相場見通し=米7~9月期GDPなど注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米国内総生産(GDP)などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=113円50~114円70銭。

 来週は来月2~3日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)が近づくなか、経済指標に対する関心は一段と高まりそうだ。特に28日に予定されている米7~9月期GDPは、前期比年率3.0%増が予想されている。この市場予想を上回った場合、テーパリング(量的緩和縮小)の可能性が高まるうえに、先行きの利上げ観測の前倒しにつながることも予想される。また、29日に米9月個人消費支出(PCEデフレーター)が発表される。その結果も米国の金融政策をみるうえで注目されそうだ。また、27~28日に日銀金融政策決定会合、28日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。ともに金融政策は現状維持の見通しだが、記者会見の内容などが関心を集めそうだ。



出所:MINKABU PRESS

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