【特集】10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 12社 【東証1部】編 <割安株特集>
国際紙パルプ <日足> 「株探」多機能チャートより
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では649社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる12社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは15日現在)
なお、17日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<9274> 国際紙パルプ 36900 黒転 5000 0.59
<4220> リケンテクノ 55500 15.0 6500 0.64
<8095> アステナHD 56600 37.2 2700 0.85
<3861> 王子HD 56700 44.5 120000 0.72
<7987> ナカバヤシ 57800 2.5 3100 0.58
<3865> 北越コーポ 74200 105 20000 0.61
<5121> 藤コンポ 80700 92.7 3000 0.71
<4963> 星光PMC 81500 16.2 3100 0.88
<9997> ベルーナ 83300 7.9 18200 0.71
<3941> レンゴー 87400 1.9 44000 0.66
<6848> 東亜DKK 89700 8.0 2060 0.99
<9078> エスライン 91100 12.3 1830 0.40
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース