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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ネットマーケ、メディアL、シグマ光機

ネットマーケ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ネットマーケティング <6175>  523円  +37 円 (+7.6%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 ネットマーケティング<6175>が続伸。同社は7日取引終了後に、9月度の月次IRニュースを発表。恋活・婚活サービス「Omiai」の累計会員数は前月比1.6%増の742万1000人となり、順調に積み上がっていることが好感されたようだ。前年同月との比較では24.4%の増加。累計マッチング組数は前年同月比37.2%増の7414万1000組となっている。

■メディアリンクス <6659>  372円  +26 円 (+7.5%)  本日終値
 メディアリンクス<6659>が続伸。同社はきょう、放送・メディア業界向けの新プラットフォーム「MDP3020 MAX」を発表しており、これが株価の刺激材料となったようだ。「MDP3020 MAX」は、ビデオ・オーディオ及びデータからなるコンテンツをエンコード/デコードして、広域IPネットワーク上で伝送する製品。高品質映像伝送と最小限の遅延が要求される双方向(対話型)ライブ中継などのアプリケーションに最適だとしている。

■NATTY <7674>  3,505円  +235 円 (+7.2%)  本日終値
 NATTY SWANKY<7674>は続伸。7日の取引終了後に発表した9月度の月次報告で、既存店売上高は前年同月比49.5%増と6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。既存店客単価は同4.0%減と前月の同8.6%減から改善が見られたほか、客数は同55.8%増と伸長したことが寄与した。なお、全店売上高は同73.8%増だった。

■シグマ光機 <7713>  1,939円  +130 円 (+7.2%)  本日終値
 シグマ光機<7713>が続急伸。25日移動平均線をマドを開けて上回る展開となり上昇トレンド転換を示唆している。レーザー関連デバイスの製造販売を手掛け、半導体向けやバイオ分野などで納入実績が高い。足もとの業績は絶好調に推移しており、7日取引終了後に発表した21年6~8月期決算は営業利益が前年同期比2.9倍の3億5100万円と急増した。上期計画の5億1500万円に対する進捗率も7割近くに達しており、これをポジティブ視する買いを呼び込んだ。

■日本鋳鉄管 <5612>  1,230円  +65 円 (+5.6%)  本日終値
 日本鋳鉄管<5612>が急反発。7日午後10時41分ごろに発生した千葉県北西部を震源とする地震の発生により、東京都や千葉県など各地で水道管が破裂する被害が発生したことを受けて、上水道向けダクタイル管を手掛ける同社に思惑的な買いが向かったようだ。

■シュッピン <3179>  1,185円  +50 円 (+4.4%)  本日終値
 シュッピン<3179>は6日ぶりに反発。7日の取引終了後に発表した9月度の月次情報で、売上高は前年同月比17.1%増の34億100万円と8カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。主力のカメラ事業でリピートを含め、買い換えが促進されたことが販売数の増加につながったほか、時計事業で戦略的商材のラインアップ拡充(在庫投資)が引き続き寄与した。また、Web会員数は前月比4360人増の54万394人となるなど堅調に推移した。

■ブティックス <9272>  2,542円  +88 円 (+3.6%)  本日終値
 ブティックス<9272>が続伸。7日の取引終了後、高知銀行<8416>と業務提携契約を締結したと発表しており、今後の展開が期待されているようだ。これにより両社は、事業領域や地理的領域を相互に補完することで、M&Aを検討する中小介護事業所に最適なマッチング提供を目指す。

■トレファク <3093>  898円  +31 円 (+3.6%)  本日終値
 トレジャー・ファクトリー<3093>は9日ぶりに反発。7日の取引終了後に発表した9月度の月次売上概況(単体)で、既存店売上高が前年同月比4.1%増と4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。気温の低下に伴い秋物の販売が進み、衣料が好調に推移した。また、ホビー用品やAV機器も堅調に推移した。なお、全店売上高は同10.2%増だった。

■ベガコーポレーション <3542>  1,200円  +34 円 (+2.9%)  本日終値
 ベガコーポレーション<3542>が3日続伸。7日の取引終了後、ペット関連事業を行うPETOKOTO(東京都品川区)に1億円の出資を行ったと発表。PETOKOTOは、保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」、ペットライフメディア「PETOKOTO」、D2Cフレッシュドッグフード「PETOKOTO FOODS」を展開する企業。ペットの家族化が進む現代において、顧客がペットと共に過ごす時間・空間の重要性も増しており、ベガコーポでも猫家具の企画・販売を既に行っているほか、飼い主に向けた新たな商品開発も進めていることから、事業の親和性が高いと判断して投資を決定したという。また、今後は両社のサービスを通じて新たな価値が提供できるよう、連携を進めるとしている。

■シード <7743>  691円  +19 円 (+2.8%)  本日終値
 シード<7743>が6日ぶりに反発。きょう付の日刊工業新聞で「2021年度中にソフトコンタクトレンズの主力工場である鴻巣研究所(埼玉県鴻巣市)の設備を増強し、生産能力を約6%高める」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、主力生産拠点の鴻巣研究所では国内向けに加え、中国など海外輸出用のコンタクトレンズを生産しており、国内最大級の月間約5000万枚の生産能力を持つという。設備を追加導入して、月間5300万枚程度まで増やす計画で、22年10月に着工し、24年4月完成を目指すとしており、投資額は30億円程度に上るようだ。

●ストップ高銘柄
 東京機械製作所 <6335>  1,618円  +300 円 (+22.8%) ストップ高   本日終値
 ムラキ <7477>  1,723円  +300 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値
 フーバーブレイン <3927>  1,032円  +150 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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