【注目】★本日の【イチオシ決算】 霞ヶ関C、イオンFS、アトラエ (10月6日)
霞ヶ関C <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(10月6日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【霞ヶ関C <3498> [東証M]】 ★今期経常は45%増で2期連続最高益更新へ
◆21年8月期の連結経常利益は前の期比5.8倍の10.3億円に伸びて着地。続く22年8月期も前期比44.6%増の15億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はEC市場の拡大や冷凍冷蔵倉庫の旺盛な需要を背景に活況な物流施設を中心に売却が進み、29.4%の大幅増収を見込む。
併せて、26年8月期に営業利益200億円(21年8月期は13.2億円)を目指す中期経営計画を策定。
●サプライズな決算発表・業績修正
WNIウェザ <4825> ★上期経常を33%上方修正
◆22年5月期上期(6-11月)の連結経常利益を従来予想の6億円→8億円に33.3%上方修正。減益率が26.1%減→1.5%減に縮小する見通しとなった。継続的な新コンテンツの投下や広告ビジネスの拡大を背景に、個人向けモバイル・インターネット気象の収益が想定より伸びる。
フイルコン <5942> ★今期経常を37%上方修正
◆21年11月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→13億円に36.8%上方修正。増益率が70.9%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。産業用機能フィルター・コンベア事業のその他産業用フィルター・コンベア分野が想定より好調であること、および経費削減の効果が上振れの要因。
アトラエ <6194> ★前期経常を一転27%増益に上方修正・最高益更新へ
◆21年9月期の連結経常利益を従来予想の4億9000万円→9億3000万円に89.8%上方修正。従来の33.2%減益予想から一転して26.9%増益を見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。採用ニーズの回復を背景に主力の成功報酬型求人サイト「Green」が想定以上に好調だったほか、組織改善ツール「Wevox」では大企業の導入が加速し、売上高が計画を20.3%も上回ったことが利益を押し上げた。
イオンFS <8570> ★今期経常を11%上方修正、配当も5円増額
◆22年2月期の連結経常利益を従来予想の435億円(予想レンジ中値)→485億円(同)に11.5%上方修正。増益率が8.1%増→20.5%増に拡大する見通しとなった。貸倒関連費用を中心にコストを抑制したことで上期業績が計画を上回って着地したことを反映。また、足もとにおける新型コロナ感染者数の減少やワクチン接種の普及などもプラス要因となる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は34円)に増額修正した。
2)10月7日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<9414> BS11
◆第1四半期決算:
<2303> ドーン [JQ]
<7713> シグマ光機 [JQ]
<8940> インテリクス
◆第2四半期決算:
<2651> ローソン
<2918> わらべ日洋
<3083> シーズメン [JQ]
<3382> セブン&アイ ★
<4763> C&R
<5993> 知多鋼 [名2]
<6312> フロイント [JQ]
<6432> 竹内製作所
<6897> ツインバード [東2]
<7427> エコーTD
<8011> 三陽商
<8016> オンワード
<8194> ライフコーポ
<9716> 乃村工芸社
<9974> ベルク
◆第3四半期決算:
<4992> 北興化
合計20社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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