【市況】株価指数先物【昼のコメント】 利食い優勢も3万0100円を挟んだ底堅い値動きで推移
日経225先物は11時30分時点、前日比50円安の3万110円(-0.16%)前後で推移。先週末の米国株安の影響から利益確定の売りが先行したものの、寄り付きは3万0100円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9935円)を上回って始まった。その後は買いの動きが強まり上昇に転じると、一時3万0260円まで上げ幅を拡大。買い一巡後は再び下げに転じたものの、3万0040円と大台の3万円をキープするなか、3万0100円を挟んだ底堅い値動きで推移している。
日経225先物は切り上がる5日移動平均線を支持線とした強いトレンドを継続しており、押し目買い意欲の強さが窺える。ハンセン指数は弱い値動きを見せているものの、グローベックスの米株先物は小幅ながらプラス圏で推移しており安心感に繋がっているようだ。また、政策期待が高まるなか、過熱感が警戒されながらも売り方は仕掛けづらいだろう。NT倍率は先物中心限月で14.53倍と横ばいで推移。一時14.60倍まで上昇する場面も見られており、NTショートの巻き戻しが想定されやすい。
株探ニュース