市場ニュース

戻る
 

【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月13日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、現状での上値の目安になる3万円以上へ一気に上昇した経緯から、目先、強く上値を抑えられる動きを経過する公算です。

 本日は、前週末の225先物が反落した流れを映して、日経平均の寄り付き値が下放れて始まると考えられます。

 本日の寄り付き値が下放れて、10日の高値3万0381円付近が戻り高値になる場合、目先は、2通りの展開が考えられます。

 1つ目は、3万0381円が戻り高値となって、目先、すぐに下値を試す動きになる展開です。

 2つ目は、本日、3万円以下へいったん下げた後、再度上昇を開始して、何度か3万円以上での上値の重さを確認する作業を経過する動きです。

 どちらにしても、本日は、いったん3万円以下へ下げる動きになる可能性があります。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

 ⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日の朝)をお読みいただけます!

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均