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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 25日線水準でこう着、Cスイスの売買も手控えられている状況か


 日経225先物は11時30分時点、前日比20円安の2万7720円(-0.07%)前後で推移。寄り付きは2万7780円とシカゴ先物清算値(2万7765円)を上回って始まり、寄り付き直後に2万7880円まで上昇する場面が見られた。ただし、前日までの上昇で心理的な抵抗線である25日移動平均線を突破したこともあり、いったんは達成感も意識されやすく、売り買いが交錯する展開となった。前引けにかけて利食いに押されて2万7670円まで下落したものの、25日線は割り込まず2万7700円水準で推移している。

 225先物は朝方こそ米株高を受けて買い先行で始まったが、その後はこう着感の強い値動きを見せている。ハンセン指数が前日終値を挟んで小動きで推移し、グローベックスの米株先物は小幅安で推移していることもあり、手掛かり材料に欠ける状況か。東証1部の騰落銘柄は値上がり、値下がり数が拮抗。こう着するなかでは、クレディスイスによる売買も手控えられている状況であろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.31倍に低下しており、ややNTショートの動きが意識されやすい。

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