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【材料】インティメート・マージャー---3Q減収なるも、国内広告配信事業がコロナ影響から回復傾向

インテM <日足> 「株探」多機能チャートより

インティメート・マージャー<7072>は13日、2021年9月期第3四半期(20年10月-21年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.8%減の14.79億円、営業利益が同24.8%減の0.31億円、経常利益が同32.5%減の0.19億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同131.4%増の0.30億円となった。

国内広告配信事業において、エンターテインメント業界等、新型コロナウイルス感染症の拡大後に広告費削減傾向が続いていた大口クライアントからの受注が一部回復し、減少傾向にあった顧客単価が反転した。

成果報酬型ディスプレイ広告運用サービス「Performance DMP」は、新しい生活様式が定着する中で、巣ごもり需要やECサイトの利用増加を踏まえた新たな業種のアカウント獲得が進捗し、ECプラットフォーム「Shopify」アプリの導入実績も引き続き伸長した結果、アカウント数の増加傾向が続いた。

Select DMPは、リモートワークが定着してきていることで、改めてセールス領域におけるデジタルトランスフォーメーションのニーズが見直され、また、代理店を経由した拡販も上手く利用することでアカウント数が増加した。

2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.0%増の23.07億円、営業利益が同33.4%増の0.76億円、経常利益が同11.3%減の0.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同59.0%減の0.08億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

 提供:フィスコ

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