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【材料】リグア---1Qは2ケタ増収、各事業の順調な進捗により四半期ベースで過去2番目の売上高

リグア <日足> 「株探」多機能チャートより

リグア<7090>は10日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比23.4%増の7.65億円、営業利益は同65.1%減の0.41億円、経常利益は同66.9%減の0.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同80.1%減の0.16億円となった。

接骨院ソリューション事業の売上高は前年同期比11.1%増の5.02億円、営業利益は同88.8%減の0.12億円となった。ソフトウェアの売上高は同69.7%減の0.76億円となった。接骨院向け患者情報管理システム「Ligoo POS & CRM」(以下、CRM)及びレセプト計算システム「レセONE」にCRM機能を併せ持った「レセONEプラス」の販売を行った。機材・消耗品の売上高は同164.2%増の2,21億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言下で対面での営業活動等は自粛したが、接骨院での自費施術メニューの拡大をサポートする為のツールである機材や同社のコンサルティングノウハウを集約した教材の販売を行った。また、血行促進による疲労回復・筋肉の疲れやこりの緩和等の使用効果が期待できるヘルスケアブランド「Dr.Supporter」の販売を新たに開始した。教育研修コンサルティングの売上高は同134.7%増の1.42億円となった。新規利用者のWeb集客を目的としたWebコンサルティング及び顧客毎の需要に合わせた年単位など一定の契約期間を基本とする継続型のコンサルティングを行った。また、接骨院の幹部または幹部候補者等向けの研修プログラム「GRAND SLAM」や経営者向けの「経営実践塾」等を展開した。請求代行の売上高は同11.9%増の0.62億円となった。接骨院等における事務負担の軽減を目的とした療養費請求代行サービスを展開し、新規顧客開拓を行った。

金融サービス事業の売上高は前年同期比56.6%増の2.62億円、営業利益は同382.0%増の0.28億円となった。保険代理店の売上高は同41.6%増の1.15億円となった。オンライン営業にて募集行為を行ったほか、接骨院ソリューション事業において構築された接骨院ネットワーク及び提携先からの紹介等により生命保険及び損害保険の販売を行った。IFA(金融商品仲介業)の売上高は同70.0%増の1.46億円となった。オンライン営業や電話対応により、顧客への丁寧な対応を行ったことで、口座数と預かり資産が増加した。また、外部委託先である委託IFAが増加し、販売手数料や信託報酬が増加した。その他の売上高は0.008億円(前年同期は売上高なし)となった。一般事業会社の財務コンサルティングを受託した。

2022年3月期通期については、売上高が前期比20.2%増の32.30億円、営業利益が同17.2%増の2.89億円、経常利益が同16.5%増の2.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.7%増の1.80億円とする、5月11日に公表した連結業績予想を据え置いている。

《NB》

 提供:フィスコ

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