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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、新型コロナ懸念も好決算銘柄が支えに

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比66円高の2万7887円と続伸。

 前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開でNYダウが3日ぶりに反落した一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅ながら反発した。前週末6日に発表された7月の米雇用統計は事前の市場コンセンサスを上回る好調な内容だったが、米10年債利回りの上昇などに反映され、FRBによる量的緩和縮小が早まるのではないかという思惑も誘発しやすい。3連休明けとなった東京市場では相対的な出遅れ感から買い先行で始まったが、国内の新型コロナウイルス感染者数が7日連続で1万人を超えるなど依然として猛威を振るっており、経済活動の正常化が送れるとの見方が日経平均の重荷となる。一方、企業の決算発表は想定以上に好調なものが目立ち、好決算銘柄を中心とした個別株物色の動きが全体相場を支えそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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