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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率が一時14.45倍に上昇、NTショートの巻き戻しを意識


 日経225先物は11時30分時点、前日比50円高の2万7730円(+0.18%)前後で推移。寄り付きは2万7790円とシカゴ先物清算値(2万7810円)にサヤ寄せする形で買い先行で始まり、一時2万7900円まで上昇幅を広げている。ただし、買い一巡後は利食いに押されて上げ幅を縮めており、前場半ばには2万7690円と前日終値水準に。その後は持ち直し、2万7700円~2万7760円水準で推移している。

 寄り付き直後に2万7900円まで上昇した後は利食いに押されたものの、米国の雇用統計のほか、国内では3連休を控えていることもあり、想定内の動きであろう。また、任天堂<7974>が8%を超える下落を演じTOPIXの重荷となるなか、NT倍率は先物中心限月で一時14.45倍まで上昇する場面が見られている。ダイキン<6367>や東京エレクトロン<8035>が利食いに押されている影響もあって、その後、NT倍率は14.38倍水準での推移であるが、テクニカル面では抵抗線を突破してきたことにより、引き続きNTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)の巻き戻しが意識されやすいだろう。

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