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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):荏原、CTC、AGC

荏原 <日足> 「株探」多機能チャートより
■長谷川香料 <4958>  2,716円  +76 円 (+2.9%)  本日終値
 長谷川香料<4958>が続伸し新値追い。2日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を537億円から547億円(前期比9.0%増)へ、営業利益を52億3000万円から60億7000万円(同13.3%増)へ、純利益を53億5000万円から59億5000万円(同16.9%増)へ上方修正し、あわせて22円を予定していた期末配当予想を28円に引き上げると発表したことが好感された。中国子会社及び米国子会社の業績が想定を上回って推移していることが要因という。なお、第3四半期累計(20年10月~21年6月)決算は、売上高411億2300万円(前年同期比9.2%増)、営業利益52億8700万円(同21.9%増)、純利益51億700万円(同20.5%増)だった。

■荏原 <6361>  5,650円  +150 円 (+2.7%)  本日終値
 荏原<6361>は続伸。2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が2660億円から2740億円(前年同期比11.6%増)へ、営業利益が185億円から250億円(同95.8%増)へ、純利益が120億円から165億円(同2.4倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好材料視された。新型コロナウイルス感染症からの復旧などによる建築設備市場の持ち直しに加えて、コンプレッサ・タービン事業の収益性改善、半導体市場における需要拡大や案件ミックスなどが寄与した。

■日本工営 <1954>  3,115円  +75 円 (+2.5%)  本日終値
 日本工営<1954>が続伸。2日の取引終了後、集計中の21年6月期連結業績について、売上高が1166億円から1177億円(前の期比4.9%増)へ、営業利益が71億円から77億円(同67.8%増)へ、純利益が26億円から35億円(同28.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。主力のコンサルタント国内事業で好調な受注環境や生産性が向上したことに加えて、都市空間事業で英国での事業が順調に進捗したことが要因。また、その他の各事業でコスト抑制が進捗したことなども寄与した。なお、同社は21年6月期決算からIFRSを任意適用することにしており、同基準では売上高は1172億円から1178億円へ、営業利益は62億円から71億円へ、純利益は34億円から45億円へそれぞれ引き上げられている。

■伊藤忠テクノ <4739>  3,590円  +75 円 (+2.1%)  本日終値
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が後場プラス圏に浮上。午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1085億6400万円(前年同期比4.3%増)、営業利益76億6000万円(同31.0%増)、純利益53億9500万円(同31.8%増)と大幅増益だったことが好感された。サービスビジネスで製造向けクラウドや海外事業会社におけるインフラ構築などが増加したほか、開発・SIビジネスで運輸や流通向け開発、通信向け5G関連案件などが増加した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高5200億円(前期比8.4%増)、営業利益485億円(同11.2%増)、純利益330億円(同8.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■AGC <5201>  4,905円  +80 円 (+1.7%)  本日終値
 AGC<5201>は続伸。2日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆6500億円から1兆6700億円(前期比18.2%増)へ、営業利益を1600億円から1800億円(同2.4倍)へ、純利益を830億円から1170億円(同3.6倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各70円の年140円を予定していた配当予想を中間80円・期末130円の年210円に引き上げると発表したことが好感された。足もとで建築用ガラスの出荷増及び販売価格の上昇が想定以上であることに加えて、東南アジアにおける塩化ビニル樹脂の販売価格が想定よりも高い水準で推移する見込みであることが要因。また、北米建築用ガラス事業の譲渡に伴い、約250億円の譲渡益をその他収益として計上する見込みであることなども寄与する。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高8113億3200万円(前年同期比24.0%増)、営業利益952億800万円(同4.6倍)、純利益638億4300万円(同5.6倍)だった。

■バリュエンス <9270>  2,540円  +34 円 (+1.4%)  本日終値
 バリュエンスホールディングス<9270>は3日ぶりに反発。東京証券取引所が2日の取引終了後、同社株を3日付で貸借銘柄に選定すると発表。これを受けて、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入ったようだ。また、日本証券金融も3日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■ダイセル <4202>  949円  +12 円 (+1.3%)  本日終値
 ダイセル<4202>は後場プラス圏に浮上。午後1時30分ごろ、22年3月期連結業績予想について、売上高を4200億円から4350億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を270億円から350億円(同10.3%増)へ、純利益を220億円から240億円(同21.7%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(4~6月)において、化粧品原料や電子材料関連製品、エンジニアリングプラスチックなどの需要が想定より強く販売数量が伸長していることや、製品市況が上昇していることが要因。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高1113億5800万円(前年同期比34.3%増)、営業利益139億4400万円(同4.5倍)、純利益122億8300万円(同19倍)だった。

■KeePer技研 <6036>  2,981円  +33 円 (+1.1%)  本日終値
 KeePer技研<6036>は続伸。2日の取引終了後に発表した7月度の月次速報で、既存店売上高は前年同月比52.1%増の大幅な増収となり、15カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。会社側によると、「人々の清潔意識」の高まりに加えて、SNSなどを通じてKeePerの評価が上がっていることがコーティング施工台数の増加につながったという。また、梅雨明けが例年より早く、夏に備えた既存店舗の空調や断熱対策の実施を早急に進めたことも奏功した。なお、全店売上高は同59.5%増だった。

■EduLab <4427>  3,755円  -700 円 (-15.7%) ストップ安   本日終値  東証1部 下落率2位
 EduLab<4427>はストップ安の3755円に売られた。2日の取引終了後、8月6日に予定していた21年9月期第3四半期(20年10月~21年6月)の決算発表を延期すると発表したことが嫌気された。同社及びその子会社である教育測定研究所と顧客との間の一部取引について、監査法人から経済合理性の調査を実施する必要があるとの指摘を受け、同社と利害関係を有しない弁護士及び公認会計士からなる特別調査委員会を設置し調査を行うことになったためという。なお、新たな決算発表予定日については、調査の進捗状況を確認しつつ、決定次第速やかに公表するとしている。

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