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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 香港ハンセン指数の値動きに短期資金が敏感に反応


 日経225先物は11時30分時点、前日比290円安の2万7620円(-1.03%)前後で推移。寄り付きは2万7590円とシカゴ先物清算値(2万7590円)にサヤ寄せする形で売り先行で始まった。寄り付き後は下げ渋っており、前場半ばには2万7790円まで下落幅を縮める場面が見られた。しかし、香港ハンセン指数が大幅に反発して始まった後に一時下落に転じるなど、ハンセン指数の不安定な値動きが嫌気される格好となり、日経225先物は前引けにかけて2万7550円まで売られている。

 ただし、ハンセン指数がその後プラス圏を回復してきたことで、ランチタイムでは下げ幅を縮め2万7650円辺りでの推移に。グローベックスの米株先物は小幅ながらも上昇に転じてきており、前引けにかけてのショートに対するカバーは意識されやすいところだろう。とはいえ、短期的な売買が中心と見られ、5日移動平均線レベルでのこう着が続きそうだ。

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