【特集】決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ＳＨＩＦＴ、ローソン、ＵＳＥＮＨＤ　(7月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＳＨＩＦＴ <3697>
　21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比81.1％増の32億円に拡大し、通期計画の34億円に対する進捗率は94.3％に達し、5年平均の61.1％も上回った。

★No.2　ＵＳＥＮＨＤ <9418>
　21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比61.8％増の119億円に拡大し、通期計画の145億円に対する進捗率は82.3％に達し、さらに前年同期の73.1％も上回った。

★No.3　竹内製作所 <6432>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比48.4％増の43.2億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の76.5億円に対する進捗率は56.5％に達し、5年平均の49.3％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東１ 　 +14.07 　　7/ 8　　　3Q　　　 81.08
<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東１ 　 +10.18 　　7/ 8　　　3Q　　　 61.81
<6432> 竹内製作所 　　東１　　 +8.89 　　7/ 8　　　1Q　　　 48.44
<7811> 中本パックス 　東１　　 +7.89 　　7/ 8　　　1Q　　　127.35
<4763> Ｃ＆Ｒ 　　　　東１　　 +6.22 　　7/ 8　　　1Q　　　 17.42

<5942> フイルコン 　　東１　　 +4.65 　　7/ 8　　上期　　　 22.33
<8016> オンワード 　　東１　　 +4.05 　　7/ 8　　　1Q　　　　黒転
<7921> 宝＆ＣＯ 　　　東１　　 +3.99 　　7/ 8　本決算　　　　　－
<2341> アルバイトＴ 　ＪＱ　　 +3.01 　　7/ 8　　　1Q　　　　赤縮
<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 +1.76 　　7/ 8　　　3Q　　　 34.06

<2651> ローソン 　　　東１　　 +0.98 　　7/ 8　　　1Q　　　760.68
<9765> オオバ 　　　　東１　　 +0.62 　　7/ 8　本決算　　　　5.07

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース