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【材料】住友林業が3日ぶり反落、公募増資の実施による1株利益希薄化を警戒

住友林 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友林業<1911>が3日ぶりに反落。同社は23日取引終了後、公募増資の実施を発表しており、1株当たり利益の希薄化が警戒されている。同時に21年12月期連結業績予想の増額修正と増配も発表していることから、株価の下落は限定的となっている。1600万株の公募増資と上限240万株のオーバーアロットメントの売り出しを行う。調達金額は約371億円で、米国事業における運転資金や長期借入金の返済などに充てる。発行済み株式数は最大で約10%増える見込み。発行価格は、7月5日から8日のいずれかの日に決定する。

 また、今12月期の売上高は1兆2570億円から1兆3100億円に見直したほか、純利益は480億円から600億円に修正した。米国の旺盛な住宅需要を背景に、戸建て住宅事業は販売価格の上昇により利益は想定を上回る見通しとなった。米国の不動産開発事業の物件売却に伴う利益の増加も見込んでいる。今期配当は従来予想の1株当たり年50円を同70円とする予定だ。

出所:MINKABU PRESS

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