市場ニュース

戻る
 

【材料】住友林が今期業績の増額修正と増配を発表、公募増資も実施へ

住友林 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友林業<1911>が23日取引終了後、21年12月期連結業績予想の増額修正と増配を発表した。同時に公募増資を実施することも明らかにした。

 今12月期の売上高は1兆2570億円から1兆3100億円に見直したほか、営業利益は725億円から880億円に、純利益は480億円から600億円に修正した。米国の旺盛な住宅需要を背景に、戸建て住宅事業は販売価格の上昇により利益は想定を上回る見通しとなった。また、米国の不動産開発事業の物件売却に伴う利益の増加も見込んでいる。今期配当は従来予想の1株当たり年50円を同70円とする予定だ。

 更に1600万株の公募増資と上限240万株のオーバーアロットメントの売り出しを行う。調達金額は約371億4900万円で、米国事業における運転資金や長期借入金の返済などに充てる。発行価格は、7月5日から8日のいずれかの日に決定する。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均