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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ネクスジェン、インパクト、データHR

ネクスジェン <日足> 「株探」多機能チャートより
■ネクストジェン <3842>  1,470円  +249 円 (+20.4%) 一時ストップ高   本日終値
 ネクストジェン<3842>が一時ストップ高。午前11時ごろ、同社のSBC(セッションボーダーコントローラ)ソフトウェアが、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(カリフォルニア州)が提供する「Zoom Phone」の接続認定を日本製品として初めて取得したと発表しており、これが好感された。さまざまな国内通信事業者との接続実績を持つ同社のSBCソフト「NX-B5000 for Enterprise」が、「Zoom Phone」の固定、携帯、IP電話サービスを接続するSBCとして認定された。この接続により、会社の電話番号を使った外線発信・着信ができるようになるほか、既存の電話設備との連携(内線通話)も可能になる。

■インパクト <6067>  3,420円  +504 円 (+17.3%) ストップ高   本日終値
 インパクトホールディングス<6067>はストップ高。22日の取引終了後、未定としていた21年12月期の連結業績予想について、売上高130億円(前期比17.4%増)、営業利益16億円(同55.5%増)、最終利益9億3000万円(前期1億8700万円の赤字)の大幅営業増益を見込むとしたことが好感された。HRソリューション事業で新型コロナウイルス感染拡大を懸念した店頭販売員の配置を自粛する動きがあり、試飲試食などの推奨販売サービスは引き続き厳しい状況が続く半面、コロナワクチン接種会場への人材派遣業務の受注が拡大し、コールセンター事業やデバック事業も業績が順調に推移すると見込む。また、IoTソリューション事業では、小型デジタルサイネージの高付加価値商材であるPISTA(フィールド・トラッキング・ソリューション)のローンチによりオンライン化されたサイネージのコンテンツの自動更新が可能となり、従来の筐体販売だけではなく、オンライン利用料やASPサービス利用料などのストック収益が増加すると見込む。更に、飲食チェーン向けDX推進の一環として開始したオンラインのタッチパネル式デジタルサイネージであるテーブルトップオーダー端末の受注の拡大も見込んでいる。

■データホライゾン <3628>  4,760円  +700 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 データホライゾン<3628>が続急伸。22日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表しており、これが好感された。投資単位当たりの投資金額を引き下げ、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は10月1日。

■三協立山 <5932>  898円  +94 円 (+11.7%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 三協立山<5932>が続急伸し年初来高値を更新した。22日の取引終了後、集計中の21年5月期連結業績について、売上高が2960億円から3010億円(前の期比4.0%減)へ、営業利益が25億円から45億円(同2.2倍)へ、純利益が1億円から16億円(前の期15億3300万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。国内事業で建築市場やアルミニウム形材市場、特に輸送分野や機械分野の回復が想定以上にみられたことや、小売業の省人化に対応する什器改装が急増したことが要因という。また、海外事業で欧州市場やタイ市場の経済活動の回復が進んだことも貢献した。なお、5円を予定していた期末一括配当を15円に引き上げるとあわせて発表した。

■うるる <3979>  3,375円  +255 円 (+8.2%)  本日終値
 うるる<3979>が続伸。22日の取引終了後、AI-OCRと人力を活用したデータ入力を自動化できるサービス「eas(イース)」のサービス提供を開始すると発表しており、これが好感された。これまで取扱案件数2万7778件以上の実績がある100%子会社うるるBPOのノウハウを落とし込み、帳票設定やスキャン画像をアップロードするだけで、自動で入力が完結される仕組みを構築したという。これにより、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進はもちろん、データエントリー業界やBPO企業ともパートナーとして連携し、よりスピーディーに低コストで高クオリティなデータ入力業務を実施できるとしている。

■大泉製作所 <6618>  1,055円  +79 円 (+8.1%)  本日終値
 大泉製作所<6618>の上げ足が鮮烈。きょうで8連騰となりフシ目の1000円大台ラインを大きく上回るとともに、約3カ月ぶりの年初来高値更新となった。車載用やエアコン向けを主力とする温度センサーメーカーで、業績も底入れから回復トレンドに入っている。特に車載向けでは主要取引先がデンソー<6902>で、今後は電気自動車(EV)シフトの動きも絡めエレクトロニクス武装が進む自動車の製品ニーズ取り込みが期待される。また、同社のサーミスタ分野の商品技術力に着目したフェローテックホールディングス<6890>が3月末に同社の筆頭株主に浮上、中国など中心に海外展開力が増していることも思惑を呼んでいる。

■駅探 <3646>  537円  +37 円 (+7.4%) 一時ストップ高   本日終値
 駅探<3646>が一時ストップ高。NEC<6701>がきょう、スポーツ関連業務のコンサルティング事業を手掛けるル・スポール(東京都渋谷区)や駅探、駅弁事業者などと共同で、空間音響MRを活用した「駅弁GO!」サービスを開始すると発表しており、今後の展開を期待した買いが入ったようだ。このサービスは、駅弁販売店舗を拠点として空間音響MRを活用した脳を活性化させるコンテンツと運動を組み合わせたもので、利用者の健康増進や観光需要の喚起を目指す。

■内外トランスライン <9384>  2,082円  +135 円 (+6.9%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 内外トランスライン<9384>が急伸。正午ごろ、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を140億円から150億円(前年同期比39.4%増)へ、営業利益を13億円から16億9000万円(同2.8倍)へ、純利益を9億4000万円から12億円(同2.7倍)へ上方修正したことが好感された。日本セグメントで、主力の海上混載やフルコンテナの単価・数量がともに予想を上回って推移していることに加えて、子会社ユーシーアイエアフレイトジャパンで航空貨物の需要を取り込むことに成功したことや、フライングフィッシュで食品輸入の取り扱いが順調に推移していることが要因。また、海外子会社の多くで貨物取扱量が増加したことも寄与する。

■サインポスト <3996>  991円  +62 円 (+6.7%)  本日終値
 サインポスト<3996>が大幅高。ほぼ1カ月前となる5月28日に同社とJR東日本スタートアップとの合弁会社TOUCH TO GO(東京都港区)が、東芝テック<6588>と業務提携を発表したことを材料にザラ場ストップ高に買われる人気となったが、その後は買いが続かず今月初旬にかけてほぼ往って来いとなっていた。今月中旬以降は再び買い直される展開となっている。株式需給面では、業績不振に着目した外資系証券経由の貸株調達に伴う空売りが積み上がったことで、足もとではその買い戻しが株価に浮揚力を与えているもようだ。

■Mipox <5381>  728円  +29 円 (+4.2%)  本日終値
 Mipox<5381>は強力な上昇波動を形成し700円台乗せ。きょうで8連騰となりこの間に株価水準を約30%も切り上げている。時価は18年3月以来、3年3か月ぶりの高値圏に浮上した。半導体ウエハー向け研磨用液剤などを手掛けるが、脱炭素社会実現のキーデバイスとして注目される次世代パワー半導体分野にも積極的に布石を打ち注目を集めている。前日取引終了後には、パワーデバイス用半導体の実用化を目指す共同研究がNEDO公募「マテリアル革新技術先導研究プログラム」に採択されたことを発表、これが新たな刺激材料となり株高を後押ししている。

●ストップ高銘柄
 光陽社 <7946>  1,640円  +300 円 (+22.4%) ストップ高   本日終値
 シキノハイテック <6614>  4,535円  +700 円 (+18.3%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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