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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万9000円手前でこう着ながら底堅い値動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の2万8880円(+0.45%)前後で推移。寄り付きは2万8880円と、シカゴ先物清算値(2万8795円)を上回って始まり、現物の寄り付き直後には2万8970円まで上昇幅を広げた。買い一巡後は2万8850円~2万9000円辺りでの保ち合い。一時、2万8810円と利食いに押される場面も見られたが、前引けにかけては寄り付き水準を回復しており、こう着ながらも底堅い値動きに。

 日経225先物は買い先行で始まり、25日移動平均線を突破し、75日線に迫る動きを見せた。いったんは75日線に跳ね返される形となり2万9000円には届かなかったものの、25日線を上回って推移を続けており、底堅さからショートは仕掛けづらいだろう。NT倍率は先物中心限月で14.81倍まで上昇しており、前日の下落部分を吸収する形。テクニカル的なリバウンドの範囲内であり、引き続きNT倍率の方向性には見極めが必要だろう。

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