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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):スギHD、ALSOK、東エレク

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■スギホールディングス <7649>  8,900円  +150 円 (+1.7%)  本日終値
 スギホールディングス<7649>は4日続伸。10日の取引終了後に発表した5月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比1.7%減と2カ月連続で前年実績を下回ったものの、前月の同3.4%減から減収率が縮小したことが好感された。既存店客単価が同2.2%増と引き続き堅調に推移するほか、既存店客数が同3.8%減と前月の同5.4%減から改善が見られている。なお、全店売上高は同3.3%増だった。

■綜合警備保障 <2331>  5,120円  +60 円 (+1.2%)  本日終値
 ALSOK<2331>が高い。同社はきょう、カメラ画像を利用することで混雑状況を手軽に施設ホームページやデジタルサイネージに配信できる「ALSOK混雑状況配信サービス」の販売を開始したと発表しており、ニーズ拡大などが期待されているようだ。このサービスは、コロナ禍のもとで密を避けたいという店舗や施設利用者からのニーズの高まりを受けたもの。このサービスにより、対象の施設や店舗などが混雑しているかどうかを施設利用者がホームページの閲覧などにより事前に容易に確認できるようになるため、混雑緩和を促しながら、感染症対策と集客の両立が可能となるという。

■東京エレクトロン <8035>  47,880円  +310 円 (+0.7%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>やSCREENホールディングス<7735>、アドバンテスト<6857>といった半導体製造装置関連株が高い。10日の米国市場で米長期金利が低下しハイテク株が上昇。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は37.73(1.19%)高の3196.21に上昇した。米長期金利が低下したことを受け、ハイテク株には買いが流入した。この流れが波及し東京市場でも半導体製造装置関連株が値を上げている。台湾のTSMCが日本に半導体工場を作ると報じられていることも、追い風となっている。

■デンカ <4061>  3,750円  +15 円 (+0.4%)  本日終値
 デンカ<4061>が底堅い動き。午後2時ごろ、新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ-COVID19 Ag」を日本政府に供給すると発表しており、これが好材料視された。同製品は、15分と短い時間で新型コロナウイルス抗原の検出測定が可能な診断キットで、新型コロナウイルス感染症対策の一環として迅速な抗原検査体制の充実を図る厚生労働省の配布事業に供給するという。同社では今回の配布事業を通じて、医療機関や老健施設などにおける無症状者などを含めたスクリーニング検査体制が早期に構築され、クラスター発生回避や感染抑制につながるものと期待しているという。

■エムアップ <3661>  3,155円  +383 円 (+13.8%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 エムアップホールディングス<3661>が急騰。SBI証券が10日付で投資判断を新規に「買い」とし、目標株価を4650円に設定したことが好材料視されたようだ。同証券では、ライブ・エンターテインメント市場はコロナ禍で大きな打撃を受けたが、ニーズに変化はなく、コロナ終息後には高い成長力を取り戻すことが期待できると指摘。21年3月期は、コロナ禍でライブ・エンターテインメント市場が大打撃を受けたなかで、環境変化に対する高い適応力を示し過去最高益を更新したが、22年3期は先行投資を行ってきた電子チケット事業、VR事業の黒字転換が見込まれるとしている。また、さまざまな新サービスが立ち上がってくる予定で、利益成長加速のステージに入ってきたと予想している。

■神島化学工業 <4026>  1,779円  +174 円 (+10.8%)  本日終値
 神島化学工業<4026>が急伸し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した22年4月期単独業績予想で、売上高210億円(前期比6.1%増)、営業利益18億5000万円(同22.7%増)、純利益11億円(同1.0%増)を見込み、年間配当は前期比6円増の36円を予定していることが好感された。主力の建材事業で、住宅向け軒天ボードなど高級化路線を推進するほか、非住宅向けで好調な都市型ビル需要の取り込みを図るもよう。また、製造部門での原価低減や生産性の向上により合理化を進める方針だ。なお、21年4月期決算は、売上高197億8400万円(前の期比6.7%減)、営業利益15億700万円(同62.5%増)、純利益10億8800万円(同81.2%増)だった。同時に、11日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で上限を14万8000株(発行済み株数の1.62%)、または2億3754万円とする自社株を取得すると発表しており、これも好材料視された。

■フーバーブレイン <3927>  887円  +78 円 (+9.6%)  本日終値
 フーバーブレイン<3927>が反発。10日の取引終了後、5月度の月次売上高速報を発表しており、前年同月比66.4%増となったことが好感されたようだ。4月にIT人材派遣を手掛ける企業を完全子会社化したことが寄与したようだ。

■夢みつけ隊 <2673>  187円  +12 円 (+6.9%)  本日終値
 夢みつけ隊<2673>が大幅反発。東京証券取引所が11日売買分から、信用取引による新規の売付け及び買付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を解除したと発表しており、売買の自由度が増すとの見方から買いが入った。また、日本証券金融も11日付で貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。

■ノムラシス <3940>  315円  +20 円 (+6.8%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率9位
 ノムラシステムコーポレーション<3940>が一時ストップ高。同社はきょう、「日本最大の放送局 グループ企業」への新基幹システム導入プロジェクトで後続案件を受注したと発表しており、これが材料視されたようだ。同プロジェクトは昨年11月に開始された約2年にわたる長期プロジェクトで、同社では今後もプロジェクトの進捗や案件獲得状況などを適宜発表するとしている。

株探ニュース

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