【材料】神島化が一時18%高、22年4月期は営業利益23%増で6円増配を見込む
神島化 <日足> 「株探」多機能チャートより
主力の建材事業で、住宅向け軒天ボードなど高級化路線を推進するほか、非住宅向けで好調な都市型ビル需要の取り込みを図るもよう。また、製造部門での原価低減や生産性の向上により合理化を進める方針だ。
なお、21年4月期決算は、売上高197億8400万円(前の期比6.7%減)、営業利益15億700万円(同62.5%増)、純利益10億8800万円(同81.2%増)だった。
同時に、11日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で上限を14万8000株(発行済み株数の1.62%)、または2億3754万円とする自社株を取得すると発表しており、これも好材料視されている。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。なお、取得結果はまだ発表されていない。
出所:MINKABU PRESS