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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 米金利低下を受けてグロース株にリバランスの動き


 日経225先物は11時30分時点、前日140円高の2万8980円(+0.48%)前後で推移。寄り付きは2万8850円と、シカゴ先物清算値(2万8825円)を若干上回って始まった。寄り付き直後に2万8790円まで軟化した後は切り返しを見せており、前場半ばには一時2万9020円まで上昇幅を広げている。その後は2万8970円~2万9000円辺りでの狭いレンジ内での推移に。

 5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え売り先行で始まったものの、米長期金利の低下を材料視する動きから、足元で弱い値動きが目立っていた値がさハイテク株を買い戻す動きとなった。NT倍率は先物中心限月で14.82倍に上昇しており、ボトム水準まで低下した後のリバランスといった動きに。日経225先物は2万9000円を回復してきたが、抵抗線として意識される75日移動平均線は2万9090円辺りに位置する。抵抗線突破を仕掛けてくる動きは期待しづらく、後場は2万9000円を挟んでのレンジ推移が続きそうだ。

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