【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … アインＨＤ、ポールＨＤ、モロゾフ　(6月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月3日から4日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アインＨＤ <9627>
　21年4月期の連結経常利益は前の期比24.8％減の126億円になったが、22年4月期は前期比22.5％増の155億円に伸びる見通しとなった。

★No.2　ポールＨＤ <3657>
　22年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比31.6％増の8.5億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の13.5億円に対する進捗率は63.1％に達し、5年平均の41.0％も上回った。

★No.3　モロゾフ <2217>
　22年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.7倍の6.3億円に急拡大し、2-7月期(上期)計画の2.9億円に対する進捗率が217.2％とすでに上回り、さらに5年平均の94.4％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9627> アインＨＤ 　　東１　　 +7.03 　　6/ 4　本決算　　　 22.54
<3657> ポールＨＤ 　　東１　　 +3.20 　　6/ 4　　　1Q　　　 31.64
<2217> モロゾフ 　　　東１　　 +1.50 　　6/ 4　　　1Q　　　171.55

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース