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【注目】★本日の【イチオシ決算】 フィルC、タカショー、アインHD (5月27日)

フィルC <日足> 「株探」多機能チャートより

1)本日(5月27日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【フィルC <3267> 】 ★今期経常を2.5倍上方修正
 ◆21年11月期の連結経常利益を従来予想の2億円→5億円に2.5倍上方修正。増益率が2.0倍→5.1倍に拡大する見通しとなった。販売用不動産として売却する新築商業ビルの販売額が想定を上回ることが上振れの要因。販売額は空中店舗フィル・パーク事業における開発販売スキームとして過去最高となる。

 ●サプライズな決算発表・業績修正

 ユニデンHD <6815>   ★今期配当を50円増額修正
 ◆22年3月期の期末一括配当を従来計画の50円→100円(前期は210円)に大幅増額修正した。今期業績予想や配当方針の変更を踏まえ、株主への利益配分を増やす。配当利回りは4.18%に上昇。

 三菱食品 <7451>   ★今期配当を20円増額修正
 ◆22年3月期の年間配当を従来計画の50円→70円(前期は50円)に増額修正した。中期経営計画で1株あたり70円以上の安定配当を定量目標とする方針を示したことが増額の理由。
  併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の23.8%にあたる1360万株または352億円を上限に自社株TOBを実施すると発表。

 タカショー <7590>   ★2-4月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地
 ◆22年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の4.5億円に急拡大して着地。ライフスタイルの変化に伴うガーデニング需要の高まりを背景に、量販店やネット通販でガーデニング用品の販売が好調だったことが寄与。海外でもEC分野を中心に大きく伸びた。また、販管費を抑制したことも大幅増益につながった。
  第1四半期実績だけで通期計画の11.9億円に対する進捗率は38.1%に達しており、業績上振れが期待される。

 アインHD <9627>   ★前期経常を26%上方修正
 ◆21年4月期の連結経常利益を従来予想の100億円→126億円に26.0%上方修正。減益率が40.6%減→25.1%減に縮小する見通しとなった。主力のファーマシー事業で店舗運営の効率化などが進んだことに加え、業務改革の成果として販管費が計画を下回ったことが上振れの背景。

2)5月28日の決算発表銘柄(予定)
 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <2764> ひらまつ
   <3329> 東和フード [JQ]
  ◆第2四半期決算:
   <4707> キタック [JQ]
  ◆第3四半期決算:
   <3816> 大和コン [JQ]
  合計4社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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