【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(5月21日記）

　日経平均株価の目先の展開は、「2万9000円以上の値位置へ一気に上昇する」、「4月21日～5月10日までと同程度の値幅の反発調整（上値の目安が2万8651円）を経過して、下降を開始する」、「5月19日の高値2万8216円付近で上値を抑えられて、下降を開始する」という3通りが考えられます。

　2万8651円まで上昇してから上値を抑えられる展開は、本日中に2万8651円へ上昇して上値を抑えられるという見方になるので、本日から下降を開始するという見方と同じです。

　本日の寄り付き値が5月19日の高値2万8216円以下で始まるなら、本日の高値をきっかけにして、目先の価格が下降を開始するという見方が有力になります。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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