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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 半導体株を中心とした日経225先物優位の動き


 日経225先物は11時30分時点、前日130円高の2万8220円(+0.46%)前後で推移。寄り付きは2万8300円と、シカゴ先物清算値(2万8230円)を上回って始まり、一時2万8410円まで上昇幅を広げた。その後は2万8350円~2万8400円辺りで保ち合ったが、前場半ば辺りから利益確定の動きをみせており、2万8200円辺りで推移している。

 米半導体株の上昇を引き継ぐ格好で指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われ、ギャップアップの形となった。足元で調整が続いていたファーストリテイリング <9983> が上昇していることも指数を押し上げている。また、米国の半導体株物色に加え、台湾加権指数の上昇なども材料視されているようだ。半導体株を中心とした日経225先物優位の動きにより、NT倍率は先物中心限月で一時14.92倍まで上昇。

 なお、アストラゼネカの新型コロナウイルスのワクチンについて、厚労省は直ちに公的接種に使わない方針と伝わったことが、前場半ばからの利食いに繋がったとの見方がなされている。後場は2万8000円~2万8200円辺りでの底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに。

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