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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

ステラファ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ステラファ <4888>  292円 (+80円、+37.7%) ストップ高

 ステラファーマ <4888> [東証G]がストップ高。6日午前10時ごろ、住友重機械工業 <6302> [東証P]やフジタ(東京都渋谷区)、藤田学園(愛知県豊明市)などと進めるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の研究開発に関して、住友重が藤田医科大学と深部がん治療の研究開発を目的としたBNCT治療システム及びBNCT線量計算プログラムの導入に関する契約を締結したと発表したことが好感された。住友重は、加速器の出力電流値を増やすことでより高出力の中性子線を発生させる次世代BNCTシステムを開発。一方、ステラファはBNCT用薬剤の開発と製造を通じた医薬品研究開発の知識と経験を提供するほか、藤田医科大学などと協力して深さの制限を緩和するとともに、より深部のがんへの適応が可能になるような研究開発を進めるとしている。

■ROXX <241A>  526円 (+80円、+17.9%) ストップ高

 ROXX <241A> [東証G]がストップ高。5日の取引終了後、採用支援サービス「Zキャリア AI面接官」が、みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]のキャリア採用活動に導入されることになった発表したことを好感した買いが流入した。「Zキャリア AI面接官」は採用活動の一部をAIによって代替し、面接工数の削減や選考リードタイム短縮を実現するサービス。なお、金融機関への採用は今回が初めてとなる。

■久光薬 <4530>  5,200円 (+700円、+15.6%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。久光製薬 <4530> [東証P]がストップ高。米ブルームバーグ通信は6日、「『サロンパス』で知られる久光製薬は、経営陣による買収(MBO)で非公開化する方針を固めた」と報じた。買収規模は足もとの時価総額3400億円にプレミアムを乗せ、4500億円規模とする方針と伝えている。報道を受け東京証券取引所は久光薬の株式売買を午前10時34分より一時停止。その後、久光薬はコメントを開示し、「非公開化に関して検討していることは事実」と表明した。同日午後1時11分に売買再開となった久光薬はTOB価格を巡る思惑から大量の買い注文を集めた。

■ランシステム <3326>  751円 (+100円、+15.4%) ストップ高

 ランシステム <3326> [東証S]がストップ高。複合カフェを全国展開しており、インバウンド効果で業績は飛躍局面にあり、26年3月期営業利益は前期比36%増の1億7000万円を見込む。配当は実施していないが、好業績を背景に株主優待制度の拡充を発表しており、これが株価を強く刺激する材料となった。内容は、3月末時点で1年以上継続保有する株主に長期保有特典を付与するというものだが、26年3月末基準日は新制度への移行期間としてすべての株主を長期保有特典の対象とする。また、優待品のAmazonギフトカードをデジタルギフトに変更することも併せて発表している。

■ネクステージ <3186>  3,195円 (+414円、+14.9%)

 東証プライムの上昇率2位。ネクステージ <3186> [東証P]が続急騰。5日の取引終了後、25年11月期の連結決算の発表にあわせて、26年11月期の連結業績予想を開示した。売上高予想を6840億円(前期比4.9%増)、営業利益予想を240億円(同22.5%増)、最終利益予想を150億円(同17.1%増)とした。最終利益は4期ぶりとなる過去最高益の更新を見込んでおり、好業績の見通しを評価した買いが集まった。期末一括配当は50円(前期は45円)を予想する。中古車販売大手の同社は、今期の小売販売台数を19万2000台(同3.9%増)と想定。期末店舗数を368店舗と、期首から15店舗増やす計画だ。商品を仕入れてから販売するまでのリードタイムを短くすることで値下げの抑制を図り、利益率を改善する。25年11月期は売上高が6520億7200万円(前の期比18.0%増)、営業利益が195億9700万円(同51.4%増)、最終利益が128億1100万円(同60.0%増)だった。営業利益の過去最高益を更新した。自動車販売やオークション出品、整備のいずれも売上高を伸ばし、販管費を抑制して営業利益率を改善した。昨年11月30日を基準とする期末一括配当は従来の見通しから11円増額して45円に決定した。

■ウシオ電 <6925>  2,825.5円 (+241円、+9.3%)

 東証プライムの上昇率4位。ウシオ電機 <6925> [東証P]が続急伸。モルガン・スタンレーMUFG証券が5日、ウシオ電の投資判断を従来の「イコールウェート」から「オーバーウェート」に引き上げた。目標株価は2200円から3100円に増額修正している。先端パッケージング技術である「EMIB-T」に関し、一部の半導体メーカーが採用の検討に入っているとしたうえで、EMIB-T向けにウシオ電の分割投影露光装置の需要が復活する可能性が出てきたと指摘。同証券は28年3月期のウシオ電の営業利益予想を従来の157億円から177億円に見直した。

■NCD <4783>  3,390円 (+270円、+8.7%)

 NCD <4783> [東証S]が続急伸。5日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資顧問会社アセンダー・キャピタルによる株式保有割合が7.41%から8.45%に上昇したことが判明。保有目的に「重要提案行為などを行う可能性がある」としていることから、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は25年12月24日となっている。

■ジーエヌアイ <2160>  2,480円 (+190円、+8.3%)

 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G]が5日ぶり急反発。同社は6日、連結子会社の米ジャイア・セラピューティクス <GYRE> が、中国国家薬品監督管理局(NMPA)の医薬品評価センター(CDE)との間で、新薬承認申請(NDA)に向けた事前協議を完了したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。ジャイア・セラピューティクスは昨年5月、中国で開発を進める肝線維症治療薬「F351」の第3相臨床試験に関し、主要評価項目を達成したと発表。2021年にはCDEより画期的治療薬の指定を受けていた。ジャイア・セラピューティクスは今年上半期のNDAの提出を目指すとともに、条件付き承認から本承認への移行に向けた検証的臨床試験の実施準備を進める。

■サイゼリヤ <7581>  5,900円 (+420円、+7.7%)

 東証プライムの上昇率10位。サイゼリヤ <7581> [東証P]が急伸。同社は5日、25年12月度の月次情報(レストラン業態のサイゼリヤのみ)を公表。既存店売上高は前年同月比18.7%増となり、好調さを維持していることが買い安心感につながったようだ。既存店の客数が同15.5%増、客単価が同2.7%増となったことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同21.2%増となっている。

■北野建 <1866>  1,475円 (+90円、+6.5%)

 北野建設 <1866> [東証S]が3日ぶり急反発。香港に拠点を置き、インベストメント・マネジメント業務を営むオールド・ピーク・グループが6日、関東財務局へ大量保有報告書を提出した。新たに北野建の株式について5%を超えて保有していることが明らかとなり、需給思惑的な買いが集まった。大量保有報告書によると、オールド・ピーク・グループらの共同保有割合は5.04%。報告義務発生日は12月23日。保有目的は「長期投資並びに株主価値の向上及び保全のため重要提案行為等を行うことがある」としている。

■住友鉱 <5713>  7,059円 (+421円、+6.3%)

 住友金属鉱山 <5713> [東証P]が続急伸。株価は一時前日5日比で7%超高の7163円まで値を上げ、株式併合考慮後の上場来高値を更新した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)では金先物2月物が、前週末比121.9ドル高の1トロイオンス=4451.5ドルに上昇。トランプ米政権が3日、ベネズエラを攻撃し同国のマドゥロ大統領を拘束したことで、地政学リスクの高まりが警戒されるなか、安全資産の金に買いが流入した。金鉱山を保有する住友鉱がけん引する格好で三菱マテリアル <5711> [東証P]やDOWAホールディングス <5714> [東証P]、三井金属 <5706> [東証P]など非鉄株が軒並み値を上げていた。

■Arent <5254>  3,145円 (+167円、+5.6%)

 Arent <5254> [東証G]が続急伸。5日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を20万2000株(自己株式を除く発行済み株数の3.00%)、または7億円としており、取得期間は1月6日から来年1月5日まで。株価水準や財務状況、株主還元などを総合的に勘案して実施する。

■ENEOS <5020>  1,182円 (+60.5円、+5.4%)

 ENEOSホールディングス <5020> [東証P]が続急伸。5日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の2月限が前週末比1.00ドル高の1バレル=58.32ドルと上昇した。米国がベネズエラを攻撃し、同国のマドゥロ大統領が拘束された。ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を有する産油国であり、石油市場の反応が注目された。トランプ米大統領はベネズエラに世界最大級の米国石油企業を投入する、と発言し原油の増産思惑も台頭する一方、当面は混乱も予想されるなか原油先物相場は値を上げる展開となった。前日5日のニューヨーク株式市場でシェブロン <CVX> やエクソン・モービル <XOM> 、コノコフィリップス <COP> など石油株が上昇するなか、日本の石油関連株も堅調な値動きとなっていた。

■北川精機 <6327>  951円 (+48円、+5.3%)

 北川精機 <6327> [東証S]が4日続急伸。プリント基板プレス関連装置などを展開する機械メーカーで技術力が高い。同社が手掛けるCCL成形用真空大型プレス機はグローバルベースで首位級の商品競争力を誇っている。そして、近年は生成AI市場の急拡大を背景としたAI半導体特需の恩恵を享受していることから同関連有力株として頭角を現してきた。CCL成形用プレス機はGPUを搭載するAIサーバー向けで需要開拓が進み、同社の成長ドライバーとして中期的な収益貢献が見込める状況にあり、業績飛躍への期待が膨らんでいる。差し当たって26年6月期営業利益は前期比6%増の6億6000万円を見込むが、進捗率を考慮して上方修正の可能性がある。

■地主 <3252>  3,135円 (+148円、+5.0%)

 地主 <3252> [東証P]が大幅反発。同社は5日取引終了後、25年12月期第4四半期(10-12月)の仕入れ状況を公表。スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、コンビニエンスストア、カーディーラー、ホテル、複合商業施設、中古品買取販売、ホスピス、病院、タンクターミナル、工場・倉庫、物流、その他をテナント業種とする開発用地を64件・553億円(今期累計は115件・1420億円)を仕入れたとしており、将来の業績への寄与が期待されたようだ。

■セーフィー <4375>  860円 (+35円、+4.2%)

 セーフィー <4375> [東証G]が3日ぶり大幅反発。同社は6日午前11時30分ごろ、タイに現地法人を設立したと発表。今後の展開などが期待されたようだ。同社は24年2月に駐在員事務所を設立し、タイ市場に参入。同市場での事業を本格的に拡大するにあたり、営業と現地サポート機能を強化するため現地法人を設立したという。

■GENDA <9166>  702円 (+26円、+3.9%)

 GENDA <9166> [東証G]が3日ぶり大幅反発。5日取引終了後、人気アニメ「鬼滅の刃」のクレーンゲーム景品を北米拠点のアミューズメント施設で展開すると発表した。今月から順次展開していく。これが材料視されたようだ。

■TOWA <6315>  2,371円 (+85円、+3.7%)

 TOWA <6315> [東証P]が大幅続伸。 半導体製造装置関連に物色の矛先が向いていたが、背景にはAIデータセンター向け半導体に高水準の需要が継続していることが挙げられる。そのなか同社はアドバンテスト <6857> [東証P]やディスコ <6146> [東証P]と同様に後工程の半導体製造装置大手として注目され、超精密金型で培った独自技術を武器に商品競争力でも群を抜き、樹脂封止装置で世界トップシェアを誇る。AIデータセンターの建設ラッシュに伴いAI用半導体メモリーのHBMへの需要が急拡大、26年3月期の営業増益に続き、「27年3月期もHBM関連の寄与で顕著な伸びが期待できる状況」(ネット証券アナリスト)という。

■旭化成 <3407>  1,468.5円 (+48.5円、+3.4%)

 旭化成 <3407> [東証P]が大幅続伸。6日付の日刊工業新聞が、「AGCは乱反射光を遮る偏光サングラスを着用していても鮮明に表示が見える車載用のヘッドアップディスプレー(HUD)を開発した」と報じている。自動車向けの採用拡大を期待した買いが入ったようだ。記事によると、一般的なHUDは運転用の偏光サングラスを着用した際に表示が見づらくなるという課題があったが、旭化成はガラス表面に特殊なコーティングを施すことで、本来は反射しにくい「P偏光」を選択的に反射させる技術を確立し、クリアな視認性を確保したとしている。米ラスベガスで開催されるテクノロジー見本市「CES2026」に出展するとも伝えている。

■テンシャル <325A>  4,635円 (+145円、+3.2%)

 TENTIAL <325A> [東証G]が大幅続伸。6日午後1時ごろ、元日本代表キャプテンとして歴代最多の出場数を誇り、現在は欧州でサッカー指導者として活躍する長谷部誠氏とコンディショニングサポート契約を締結したと発表しており、好材料視された。長谷部氏の「整える力」をコンディショニングの側面からサポートするとともに、長谷部氏と共同でビジネスパーソン及びアスリートへのコンディショニング啓発も検討するとしている。

■SBG <9984>  4,719円 (+104円、+2.3%)

 ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が続伸。前日5日は5%近い上昇をみせ上向きの5日・25日移動平均線を放れる形となったが、6日も目先筋の売りをこなし上値追い態勢を維持していた。前日5日の米国株市場ではNYダウが最高値を更新し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も6営業日ぶりに反発に転じており、米ハイテク企業に積極投資する同社に追い風となっていた。また、同社傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス <ARM> は年明けから2営業日続伸し、昨年から数えた直近5営業日で4勝1敗と底値圏からの戻り足を明示していたこともポジティブ材料だった。米国ではAIや半導体関連に対する過度な不安シナリオの修正局面にあり、東京市場でもAI関連の象徴である同社株に目先値ごろ感からの買いが向かっていた。米国時間6日から9日までの日程で世界最大のテクノロジー見本市であるCESが開催され、同社の孫正義会長兼社長が注力姿勢を明示しているフィジカルAIが中核テーマとなっていることも思惑を呼ぶ。ソフトバンクGを株式需給面の切り口でみても昨年は歴史的な1年となった。国内外機関投資家にとどまらず、個人投資家マネーを誘引し、株価上昇もさることながら商い面での増勢が顕著だった。昨年1年間の売買代金は48兆円超となり、全上場企業のなかで首位に輝いているだけに、今年のAI相場の行方を占ううえでも同社株の復元があるかないかにマーケットの関心も高かった。

■ユーグレナ <2931>  405円 (+8円、+2.0%)

 ユーグレナ <2931> [東証P]が3日ぶり反発。5日取引終了後、ジェファー(東京都新宿区)が展開する「ジェファー液」などに関する事業を譲受したと発表した。ジェファー液は石垣島産の微細藻類クロレラの熱水抽出液(クロレラエキス)を用いた製品で、麺や冷凍食品の製造時に調理用添加物として利用される。これが材料視されたようだ。

■データセク <3905>  2,147円 (+38円、+1.8%)

 データセクション <3905> [東証G]が続伸。6日正午ごろ、26年3月期の連結業績予想について、売上高を348億1000万円から372億7300万円(前期比12.7倍)へ、営業利益を5億900万円から34億9800万円(前期4億9600万円の赤字)へ、最終利益を4700万円から19億800万円(同6億5400万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。現在構築中のオーストラリア第1号データセンターが26年3月に稼働開始を予定していることから、同月の売上高として41億5500万円の追加計上を見込むことに加えて、国内第1号データセンターに関して、顧客からの追加要請に伴うGPUサーバー利用単価の増額により売上高及び売上総利益が35億5200万円増加することなどが要因としている。

※6日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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