【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ギフティ、FFJ、エアトリ
ギフティ <日足> 「株探」多機能チャートより
ケイアイスター不動産<3465>がストップ高。14日の取引終了後に発表した21年3月期の連結経常利益は前の期比2.0倍の127億8100万円に急拡大して着地。続く22年3月期も前期比18.9%増の152億円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好感された。前期は新型コロナウイルス感染拡大の影響による住宅需要の拡大を追い風に業績高変化を遂げた。今期も住宅需要の拡大が継続するなか、主力のセミオーダー新築住宅を中心に販売が伸びる計画だ。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比61円増の200円に増配する方針としており、これも好材料視された。
■ギフティ <4449> 3,490円 +500 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率3位
ギフティ<4449>がストップ高に買われた。14日の取引終了後に発表した21年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高10億9300万円(前年同期比2.4倍)、経常利益5億600万円(同3.9倍)に急拡大しており、これが好材料視された。企業活動のDX化の進展を背景に、主力の法人向けeギフトサービス「giftee for Business」の利用企業が拡大した。また、地域通貨サービスでGoToトラベルキャンペーンや地方自治体の経済支援策に関連する売り上げが増加したことも寄与した。
■FFJ <7092> 5,370円 +705 円 (+15.1%) ストップ高 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は11%増益へ」が好感された。
Fast Fitness Japan <7092> [東証M] が5月14日大引け後(15:10)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比20.3%減の22.5億円になったが、22年3月期は前期比10.9%増の25億円に伸びる見通しとなった。
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■IDEC <6652> 1,947円 +252 円 (+14.9%) 本日終値 東証1部 上昇率6位
14日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は51%増益へ」が好感された。
IDEC <6652> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比11.0%減の41億円になったが、従来予想の34億円を上回って着地。22年3月期は前期比51.1%増の62億円に拡大する見通しとなった。
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■理想科学工業 <6413> 1,491円 +180 円 (+13.7%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
14日に決算を発表。「今期経常は51%増益、8円増配へ」が好感された。
理想科学工業 <6413> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比21.1%減の19.2億円になったが、22年3月期は前期比50.6%増の29億円に拡大する見通しとなった。
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同時に発表した「1.73%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.73%にあたる60万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月26日から7月9日まで。
■バイセル <7685> 3,190円 +363 円 (+12.8%) 本日終値
BuySell Technologies<7685>が続急騰。14日の取引終了後に発表した21年12月期第1四半期(1~3月)の連結経常利益は6億3000万円(前年同期は非連結決算)で着地。第1四半期実績だけで、通期計画の15億5200万円に対する進捗率は40.6%に達しており、業績上振れを期待する買いなどが入った。緊急事態宣言の影響で出張訪問数は減少したものの、訪問あたり買取量の増大や個人向け直接販売比率の向上により採算が大きく改善した。また、オークションを展開するタイムレスの連結化による業績上積みも収益を押し上げた。
■フクシマガリレイ <6420> 4,505円 +480 円 (+11.9%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
14日に決算を発表。「今期経常は10%増益へ」が好感された。
フクシマガリレイ <6420> が5月14日大引け後(16:30)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比8.4%減の86.5億円になったが、22年3月期は前期比9.9%増の95.1億円に伸びる見通しとなった。
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■第一稀元素化学工業 <4082> 1,500円 +154 円 (+11.4%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
14日に決算を発表。「今期経常は45%増益、2円増配へ」が好感された。
第一稀元素化学工業 <4082> が5月14日大引け後(15:10)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比31.3%減の21.3億円に落ち込んだが、22年3月期は前期比45.5%増の31億円にV字回復する見通しとなった。
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■エアトリ <6191> 2,229円 +216 円 (+10.7%) 本日終値
14日に決算を発表。「上期税引き前は黒字浮上・通期計画を超過」が好感された。
エアトリ <6191> が5月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結税引き前損益は19.5億円の黒字(前年同期は14.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の12.4億円に対する進捗率が157.7%とすでに上回った。
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■クオールHD <3034> 1,480円 +141 円 (+10.5%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は22%増益へ」が好感された。
クオールホールディングス <3034> が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比7.7%減の74億円になったが、22年3月期は前期比21.6%増の90億円に拡大する見通しとなった。
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