【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):メガチップス、サンリオ、オープンH
メガチップス <日足> 「株探」多機能チャートより
14日に発表した「7.4%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の7.4%にあたる160万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月17日から10月29日まで。
■北越コーポレーション <3865> 614円 +38 円 (+6.6%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は2.1倍増で2期ぶり最高益更新へ」が好感された。
北越コーポレーション <3865> が5月14日大引け後(15:15)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比37.7%減の97.5億円に落ち込んだが、従来予想の55億円を上回って着地。22年3月期は前期比2.1倍の200億円に急拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
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■NITTOKU <6145> 3,650円 +225 円 (+6.6%) 本日終値
14日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は93%増益へ」が好感された。
NITTOKU <6145> [JQ] が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比49.5%減の13.4億円に落ち込んだが、従来予想の10.7億円を上回って着地。22年3月期は前期比92.9%増の26億円にV字回復する見通しとなった。
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■エスペック <6859> 1,915円 +112 円 (+6.2%) 本日終値
14日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は20%増益、前期配当を3円増額・今期は9円増配へ」が好感された。
エスペック <6859> が5月14日大引け後(16:45)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比27.8%減の28.4億円になったが、従来予想の21億円を上回って着地。22年3月期は前期比19.7%増の34億円に伸びる見通しとなった。同時に、前期の年間配当を48円→51円(前の期は68円)に増額し、今期も前期比9円増の60円に増配する方針とした。
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■サンリオ <8136> 1,708円 +96 円 (+6.0%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は赤字縮小、2期ぶり16円で復配へ」が好感された。
サンリオ <8136> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常損益は17.3億円の赤字(前の期は32.7億円の黒字)に転落したが、従来予想の31億円の赤字を上回って着地。22年3月期は4億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しとなった。
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■オープンハウス <3288> 4,585円 +255 円 (+5.9%) 本日終値
オープンハウス<3288>が大幅続伸。前週末14日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を7676億円から7880億円(前期比36.8%増)へ、営業利益を838億円から960億円(同54.5%増)へ、純利益を600億円から670億円(同12.6%増)へ上方修正し、あわせて50円を予定していた期末配当を60円に引き上げたことが好感された。新型コロナウイルス感染拡大に伴う新しい生活様式のもと自宅にワークスペースなどを求める顧客が増加し、都心部の戸建住宅に対する需要が高まり戸建関連事業の販売が好調に推移していることが要因。また、グループの好調な事業の進捗やプレサンスコーポレーションの連結化などを反映させた。なお、年間配当は110円となり、前期実績に対しては30円の増配となる。同時に発表した第2四半期累計(20年10月~21年3月)決算は、売上高3639億4500万円(前年同期比39.0%増)、営業利益416億1400万円(同53.9%増)、純利益327億5100万円(同80.6%増)だった。
■アルテリア <4423> 1,583円 +86 円 (+5.7%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期税引き前は6%増で3期連続最高益、前期配当を1.36円増額・今期は2.63円増配へ」が好感された。
アルテリア・ネットワークス <4423> が5月14日大引け後(16:45)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期の連結税引き前利益は前の期比3.1%増の84.6億円になり、22年3月期も前期比5.5%増の89.2億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を54.01円→55.37円(前の期は52.97円)に増額し、今期も前期比2.63円増の58円に増配する方針とした。
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■アイスタイル <3660> 482円 +26 円 (+5.7%) 本日終値
14日に決算を発表。「非開示だった今期最終は黒字浮上へ」が好感された。
アイスタイル <3660> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結最終損益は13.9億円の赤字(前年同期は42.6億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
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■関東電化工業 <4047> 898円 +48 円 (+5.7%) 本日終値
14日に決算を発表。「今期経常は18%増益、1円増配へ」が好感された。
関東電化工業 <4047> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比28.8%減の55.8億円になったが、22年3月期は前期比18.2%増の66億円に伸びる見通しとなった。
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■日本ペHD <4612> 1,690円 +85 円 (+5.3%) 本日終値
14日に決算を発表。「1-3月期(1Q)税引き前は84%増益で着地」が好感された。
日本ペイントホールディングス <4612> が5月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比84.1%増の257億円に拡大し、通期計画の880億円に対する進捗率は29.3%に達し、3年平均の22.0%も上回った。
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■ファブリカ <4193> 6,340円 +1,000 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値
ファブリカコミュニケーションズ<4193>がストップ高。前週末14日の取引終了後に発表した22年3月期の連結業績予想で、売上高56億7000万円、営業利益8億5000万円、純利益5億7300万円を見込み、期末一括で初配当となる25円を実施すると発表。会計基準の変更により前期との比較はないものの、連続で過去最高営業利益を見込むとしたことが好感された。SMSソリューションで本人認証以外の用途開発をさらに強化するほか、インターネットサービスでコンテンツ強化によるSMSソリューション、U-CARソリューションの集客力強化を図るという。なお、21年3月期は、売上高48億2600万円(前の期比23.7%増)、営業利益6億5900万円(同90.0%増)、純利益4億5500万円(同4.0倍)だった。同時に6月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これも好材料視された。効力発生日は7月1日。
■AOITYO <3975> 710円 +100 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値
AOI TYO Holdings<3975>がストップ高。前週末14日の取引終了後、MBOの一環として米投資ファンドであるカーライル傘下のスタジオ・クルーズが、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格900円にサヤ寄せする格好となった。株式を非公開化しカーライルと協業することで、リスクを伴う戦略的な意思決定を柔軟かつスピード感をもって実行し中長期的な企業価値の向上を図ることが狙い。買付予定数は2376万7317株(下限1584万4900株、上限設定なし)で、買付期間は5月17日から7月5日まで。TOB成立後、AOITYOは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は、同社株式を5月14日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
●ストップ高銘柄
I-ne <4933> 5,190円 +700 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
ピアラ <7044> 1,130円 -400 円 (-26.1%) ストップ安 本日終値
ヘッドウォータース <4011> 10,890円 -3,000 円 (-21.6%) ストップ安 本日終値
カイゼン <4170> 1,499円 -400 円 (-21.1%) ストップ安 本日終値
マーケットE <3135> 1,129円 -300 円 (-21.0%) ストップ安 本日終値
ファイバーゲート <9450> 1,183円 -300 円 (-20.2%) ストップ安 本日終値
など、18銘柄
株探ニュース