【材料】ナガオカは反落、２１年６月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

　ナガオカ<6239>は反落している。前週末１４日の取引終了後、２１年６月期の連結業績予想について、売上高を５８億円から６３億１８００万円（前期比１．８％減）へ、営業利益を７億円から８億３８００万円（同２２．１％減）へ、純利益を５億円から６億４２００万円（同８．８％減）へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。

　エネルギー関連事業で３月に複数の大口受注があり、グループ全体で生産計画の見直しを行い生産体制を最適化させたことが寄与する。また、受注の増加に伴う製作工程の見直しも利益押し上げに貢献する。業績予想の修正に伴い、期末一括配当予想を７円から１０円（前期１０円）に引き上げるとあわせて発表した。

　なお、第３四半期累計（２０年７月～２１年３月）決算は、売上高４４億９９００万円（前年同期比８．５％減）、営業利益６億２２００万円（同２８．７％減）、純利益４億８５００万円（同２１．２％減）だった。

出所：MINKABU PRESS