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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):セレス、I・PEX、IIJ

セレス <日足> 「株探」多機能チャートより
■セレス <3696>  4,355円  +700 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 セレス<3696>がストップ高。国内最大級のスマートフォン向けポイントサイト「モッピー」を運営し、ネット広告を収益の主柱としている。コロナ禍にあっても収益好調を極めており、11日取引終了後に発表した、1~3月期決算は最終利益が前年同期比4.4倍の13億3900万円と急増した。21年12月期通期計画の16億円に対する進捗率は第1四半期にもかかわらず84%に達した。これを好感する買いが集中する格好となっている。

■I-PEX <6640>  2,275円  +245 円 (+12.1%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 I-PEX<6640>が大幅高で6日続伸。11日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を577億円から626億円(前期比14.8%増)へ、営業利益を33億円から55億円(同88.9%増)へ、純利益を20億円から38億5000万円(同3.3倍)へ上方修正したことを好感した買いが入った。第1四半期に引き続きノートパソコン向けコネクタの需要が旺盛となり、電気・電子部品事業が伸長したほか、自動車部品事業、設備事業が回復したことが要因。また、受注増加に伴う操業効率の向上も寄与する。同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高160億6600万円(前年同期比26.3%増)、営業利益18億6100万円(同6.4倍)、純利益16億8100万円(同3.7倍)だった。

■KHネオケム <4189>  3,005円  +318 円 (+11.8%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 KHネオケム<4189>が急反発し年初来高値を更新。11日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を864億円から1040億円(前期比34.5%増)へ、営業利益を82億円から118億円(同2.1倍)へ、純利益を58億円から84億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(1~3月)決算が、需要回復による販売数量の増加や需給バランスのタイト化による製品価格の上昇、半導体や液晶パネル向けを中心にした電子材料の好調な需要などで大幅な増収増益となり、第2四半期(4~6月)も需要が堅調に推移することが見込まれることが要因としている。なお、第1四半期決算は、売上高238億5300万円(前年同期比13.4%増)、営業利益31億6800万円(同56.2%増)、純利益23億100万円(同64.1%増)だった。

■石原産業 <4028>  1,031円  +108 円 (+11.7%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 石原産業<4028>が急反騰して一時、前日比134円(14.5%)高の1057円に買われ、昨年1月23日以来の4ケタ台を回復した。11日の取引終了後に発表した22年3月期の連結業績予想で、売上高1030億円(会計基準変更のため比較なし)、営業利益63億円(同21.8%増)、純利益36億円(同6.7%増)と大幅営業増益を見込むことが好感された。引き続き無機化学事業の回復基調を見込むほか、農薬事業では米州での好調な穀物生産を背景に全般的に需要が堅調に推移すると予想しており、これらが牽引役となる。なお、同時に発表した21年3月期決算は、売上高1017億7400万円(前の期比0.7%増)、営業利益51億7300万円(同16.4%減)、純利益33億7300万円(同43.0%増)だった。

■オークネット <3964>  1,436円  +149 円 (+11.6%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 オークネット<3964>が急伸し一時、前日比16.3%高の1497円に買われ年初来高値を更新した。11日の取引終了後、21年12月期連結業績予想について、売上高を337億9600万円から343億5100万円(前期比42.7%増)へ、営業利益を38億600万円から44億9600万円(同21.3%増)へ、純利益を22億1400万円から25億1600万円(同32.7%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各12円の年24円から中間・期末各14円の年28円に引き上げたことが好感された。オンラインオークション需要の高まりなどにより、デジタルプロダクツ事業やコンシューマープロダクツ事業をはじめ、全セグメントが好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第1四半期(1~3月)業績は、売上高92億6800万円(前年同期比65.8%増)、営業利益18億800万円(同59.1%増)、純利益12億7700万円(同76.7%増)だった。

■三洋貿易 <3176>  1,236円  +127 円 (+11.5%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 三洋貿易<3176>は急反発し一時、前日比12%高の1242円に買われ年初来高値を更新した。11日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を820億円から880億円(前期比15.7%増)へ、営業利益を40億円から60億円(同25.2%増)へ、純利益を27億円から42億円(同39.4%増)へ上方修正しており、営業最高益更新を見込んでいることが好感された。自動車関連商材をはじめ幅広い産業に向けた素材関連の販売が国内外で好調となったことが要因としている。また、あわせて中間配当を18円50銭から19円に引き上げると発表しており、これも好材料視された。年間配当は38円(前期37円50銭)となる予定だ。なお、同時に発表した第2四半期累計(20年10月~21年3月)決算は、売上高455億2500万円(前年同期比11.1%増)、営業利益36億3400万円(同23.3%増)、純利益26億6700万円(同26.1%増)だった。

■IIJ <3774>  2,590円  +218 円 (+9.2%)  本日終値
 インターネットイニシアティブ<3774>は後場一段高。正午ごろに発表した22年3月期連結業績予想で、売上高2260億円(前期比6.1%増)、営業利益175億円(同22.8%増)、純利益117億円(同20.5%増)と大幅増益を見込むことが好感された。法人ネットワークサービスなどのストック売り上げの伸長を見込むほか、システムインテグレーション事業の継続的な伸長や、21年4月にPTCシステムを完全子会社化したことによる売上高・利益の増加を見込んでいる。なお、21年3月期決算は、売上高2130億200万円(前の期比4.2%増)、営業利益142億4800万円(同73.2%増)、純利益97億1200万円(同2.4倍)だった。

■ユナイテッド <2497>  1,401円  +116 円 (+9.0%)  本日終値
 ユナイテッド<2497>が急反発。11日の取引終了後、上限を200万株(発行済み株数の9.15%)、または30億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は21年5月12日から22年2月28日まで。また、21年5月31日に120万株の自社株を、22年3月31日に今回取得する自社株の全株をそれぞれ消却するとしており、これらを好感した買いが入った。同時に発表した22年3月期連結業績予想は、売上高130億円(会計基準変更のため比較なし)、営業利益57億円(前期比1.7%増)、純利益39億円(同4.6%増)を見込む。21年3月期にアプリ広告領域から撤退したことに伴いアドテクノロジー事業は売上高・利益とも縮小するものの、インベストメント事業などの伸長を見込む。なお、21年3月期決算は、売上高163億3800万円(前の期比21.9%減)、営業利益56億600万円(同9.9%増)、純利益37億2800万円(同2.7倍)だった。

■荏原実業 <6328>  5,290円  +420 円 (+8.6%)  本日終値
 荏原実業<6328>が3日ぶりに大幅反発。同社は11日取引終了後に、21年12月期第1四半期の連結営業利益が前年同期比74.0%増の35億4400万円になったと発表。通期計画の34億円を超過しており、上方修正期待が高まったようだ。連結売上高は同27.6%増の147億2500万円で着地。上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や、雨水排水施設などの国土強靱化の需要が堅調に推移したことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■トプコン <7732>  1,694円  +133 円 (+8.5%)  本日終値
 トプコン<7732>が13%を超える急騰、週初につけた1597円を上回り一気に1700円台後半まで上値を伸ばし、18年12月以来約2年半ぶりの高値を更新した。11日取引終了後に発表した21年3月期決算は営業利益が前の期比23%増の65億9300万円と大幅な伸びを達成、従来計画から大きく上振れての着地となった。更に、22年3月期営業利益は100億円(前期比52%増)を見込む。加えて、株主還元も強化し、年間配当は前期実績に10円増配となる20円を計画している。これを評価する形で高水準の買いを呼び込む格好となった。

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