【材料】ダイセルが後場急上昇、22年3月期は実質12%最終増益を見込む
ダイセル <日足> 「株探」多機能チャートより
前期後半からの需要の回復が年間で寄与する一方、酢酸原料プラントや化粧品原料プラントが稼働することで減価償却費が増加し営業利益は実質減益となる見通し。ただ、前期に特別損失を計上していたことに加え、20年10月のポリプラスチックスの完全子会社化が年間で寄与し最終増益となる見通しだ。
なお、21年3月期決算は、売上高3935億6800万円(前の期比4.7%減)、営業利益317億2300万円(同7.0%増)、純利益197億1300万円(同4.0倍)だった。
出所:MINKABU PRESS