【特集】「銅」が9位、経済回復期待や再生可能エネ・EV普及が追い風<注目テーマ>

1 デジタルトランスフォーメーション
2 半導体
3 脱炭素
4 半導体製造装置
5 2021年のIPO
6 木材
7 水素
8 鉄鋼
9 銅
10 NFT
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「銅」が9位となっている。
非鉄などの商品相場が活況を呈している。なかでも、銅価格の上昇に注目が集まっており、足もとロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場は2011年につけた1万190ドルを上回り過去最高値圏で推移している。
幅広い産業で使われる銅は「ドクター・カッパー」とも呼ばれ、その需要動向や価格が景気の先行きを示すとされている。マーケットでは、新型コロナワクチンの普及や各国の財政政策による経済回復に向けた流れが銅需要を押し上げるとみられているほか、今後成長が見込まれる再生可能エネルギーや電気自動車(EV)分野での需要増加が期待されている。
関連銘柄としては、住友金属鉱山<5713>や三菱マテリアル<5711>、DOWAホールディングス<5714>をはじめ、三井金属<5706>、日鉄鉱業<1515>など。また、CKサンエツ<5757>や日本伸銅<5753>、黒谷<3168>のほか、貴金属リサイクルのアサヒホールディングス<5857>、松田産業<7456>、アサカ理研<5724>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS