市場ニュース

戻る
 

【材料】メルカリが反発、トップライン成長と費用抑制で今期は営業黒字化が視野

メルカリ <日足> 「株探」多機能チャートより
 メルカリ<4385>が反発している。4月30日の取引終了後、非開示だった21年6月期の業績予想を発表。売上高1030億~1060億円(前期比35.0~39.0%増)、営業損益15億円の赤字~15億円の黒字(前期は193億800万円の赤字)の見通しとなり、これが好感されている。

 メルカリJPの安定的かつ持続的な成長、メルカリUSの認知度向上などに伴う新規ユーザの増加や決済手数料収入の導入、メルペイの与信事業を中心とした成長を背景に、売上高は初の1000億円台乗せを見込む。また、広告宣伝の抑制や各事業における収益基盤向上も利益改善に貢献する。なお、同時に発表した20年7月~21年3月期(第3四半期累計)の同損益は15億2800万円の黒字だった。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均