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【材料】任天堂の上値指向鮮明、巣ごもり再燃思惑で短期資金の売買活発

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>が5日移動平均線を下支えに上値指向を強めている。個人投資家の参戦も活発化しているもようで、売買代金は後場寄り早々に400億円を上回り、東証1部でベスト3にランクインしている。「まん延防止等重点措置」の対象地域拡大により、再びライフスタイルの巣ごもり化を誘導しやすい環境にある。そのなか、ゲーム関連株は巣ごもりレジャーの需要を享受するセクターとして一部に投資資金が回帰する動きとなっている。同社株は家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」で一人勝ちの状態にあり、ゲームセクターの象徴株として物色人気が高い。5月上旬に決算発表が行われる見通しだが、足もとの業績が好調を極めている反動もあって、22年3月期の業績予想には警戒するムードもある。しかし、それも認識したうえで短期資金の売買が活発化している。

出所:MINKABU PRESS

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