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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後はこう着も、3万円を上回っての底堅さが意識される


 日経225先物は11時30分時点、前日比160円高の3万90円(+0.53%)前後で推移している。寄り付きは3万90円とギャップスタートとなった。指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>の上昇が日経平均株価を押し上げる形となり、日経225先物は寄り付き直後に3万210円まで上昇幅を拡大する場面も見られた。買い一巡後は3万30円まで軟化したものの、3万円を上回っての底堅い値動きである。

 2日の米国市場はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だったものの、良好な3月の雇用統計の結果を評価する形だ。また、グローベックスの米株先物の動向を睨みながらの展開となるなか、NYダウ先物は200ドルを超える上昇で推移しており、週明けの米国市場の好調を先取りする動きだろう。週明けの欧州市場はイースターマンデーの祝日となるため商いこそ膨らみづらいものの、3万円固めの値動きにより、先高期待からの押し目買い意欲は強そうだ。NT倍率は15.17倍に上昇し、高いところでは15.24倍と75日移動平均線を捉えている。

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