【特集】決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ニトリＨＤ、フィード、日エンター　(3月31日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月30日から3月31日の決算発表を経て4月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　宝＆ＣＯ <7921>
　21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比3.1％減の15.8億円に減り、通期計画の25億円に対する進捗率は63.5％となり、5年平均の64.1％とほぼ同水準だった。

▲No.5　トシンＧ <2761>
　21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比31.3％減の15.8億円に落ち込み、通期計画の25.9億円に対する進捗率は61.2％にとどまり、5年平均の75.0％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9843> ニトリＨＤ 　　東１　　 -5.57 　　3/31　本決算　　　　5.76
<7921> 宝＆ＣＯ 　　　東１　　 -4.78 　　3/31　　　3Q　　　 -3.11
<7068> フィード 　　　東Ｍ　　 -3.81 　　3/31　　　3Q　　　254.55
<4829> 日エンター 　　東１　　 -3.35 　　3/31　　　3Q　　　 -6.87
<2761> トシンＧ 　　　ＪＱ　　 -1.60 　　3/31　　　3Q　　　-31.27

<3089> Ｔアルファ 　　ＪＱ　　 -1.58 　　3/31　　　1Q　　　　黒転
<9651> 日本プロセス 　ＪＱ　　 -1.10 　　3/31　　　3Q　　　　0.54

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース