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【市況】日経平均は301円高でスタート、東エレクやレーザーテックなどが上昇/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 29478.12 (+301.42)
TOPIX  : 2004.11 (+19.95)

[寄り付き概況]

 29日の日経平均は前週末比301.42円高の29478.12円と大幅続伸でスタート。26日の米国市場でダウ平均は453.40ドル高の33072.88ドル、ナスダックは161.04ポイント高の13138.72で取引を終了。バイデン大統領がワクチン接種目標を従来の2倍に引き上げたほか、3月ミシガン大学消費者信頼感指数がパンデミック前の水準に戻したため、強い回復期待が広がり寄り付き後、上昇した。長期金利の上昇がハイテク株の上値を抑制する局面もあったが、引けにかけて、主要株式指数は上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比315円高の29415円。

 本日の日経平均はこうした流れを受けて、買い先行で取引を開始。本日と明日は配当の再投資に伴う需給要因も見込まれるため、堅調な相場展開を見込む声が市場からは聞かれている。また、為替が円安方向に振れていることも支援材料に。

 売買代金上位では、トヨタ<7203>やソニー<6758>が堅調な他、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体関連も上昇。業種別では、非鉄金属、ガラス土石、鉄鋼などが上昇率上位に。

《FA》

 提供:フィスコ

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