【注目】★本日の【イチオシ決算】 バーチャレク、ファルコHD、理想科学 (3月23日)
バーチャレク <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(3月23日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【バーチャレク <6193> [東証M]】 ★今期経常を46%上方修正
◆21年3月期の連結経常損益を従来予想の1億2000万円の黒字→1億7500万円の黒字(前期は1億9100万円の赤字)に45.8%上方修正した。今期業績の上方修正は1月に続き、2回目。アウトソーシング事業で業務受託量が増加したほか、IT&コンサルティング事業で追加案件を受注したことが寄与。コスト削減や稼働率上昇なども上振れに貢献する。
●サプライズな決算発表・業績修正
イオン九州 <2653> [JQ] ★前期経常を74%上方修正・9期ぶり最高益、配当も5円増額
◆21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の19億円→33億円に73.7%上方修正。増益率が2.3倍→3.9倍に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。売上構成比の高い食品やコロナ禍の需要に対応したホームセンター事業が好調に推移したことが寄与。販売促進のデジタル化や働き方の見直しなど店舗運営コストの低減を継続したことも上振れに貢献した。
併せて、創業50周年記念配当5円を実施する形で、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前の期は10円)に増額修正した。
ファルコHD <4671> ★今期経常を3期ぶり最高益に21%上方修正、配当も4円増額
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→25.5億円に21.4%上方修正。増益率が2.2倍→2.7倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新型コロナウイルス感染症関連検査の受託が1月から2月にかけて伸長したほか、アレルギーなどの検体検査の受託が増加し、臨床検査事業の売上高が計画を上回ることが寄与。固定費削減効果も利益を押し上げる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→54円(前期は48円)に増額修正した。
理想科学 <6413> ★今期経常を33%上方修正
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→16億円に33.3%上方修正。減益率が50.8%減→34.4%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響は継続するものの、前回予想より第4四半期の収益向上を見込む。
同時に、240万6332株(発行済み株数の5.07%)の自社株を消却すると発表。
東ラヂ <7235> [東証2] ★今期経常を一転黒字に上方修正
◆21年3月期の連結経常損益を従来予想の2億円の赤字→3億円の黒字(前期は8.6億円の黒字)に上方修正。中国や国内向けの需要が回復するなか、経費節減や原価低減の進展が利益を押し上げる。
2)3月24日の決算発表銘柄(予定)
該当銘柄はございません。
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