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【市況】日経VI:低下、株価軟調推移でリスクオンムードはやや後退

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は23日、前日比-0.50pt(低下率2.05%)の23.89ptと低下した。なお、高値は24.01pt、安値は22.26pt。昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは下落して始まった。しかし、取引開始後の買い一巡後は売りに押される展開となり、日経225先物は伸び悩み、下げに転じた。また、東京市場の取引時間中にダウ平均先物が軟調な推移となり、上海総合指数や香港ハンセン指数も下げ幅を拡大し、東京市場でもリスクオンムードが次第に後退。日経VIは次第に下げ幅を縮める動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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