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【材料】ブリヂストンが大幅反落、23年までに生産拠点を4割削減へ

ブリヂストン <日足> 「株探」多機能チャートより
 ブリヂストン<5108>が大幅反落している。16日の取引終了後に発表した21年12月期連結業績予想で、売上高3兆100億円(前期比0.5%減)、最終利益2610億円と最終損益の黒字転換を見込むとした一方、23年までにタイヤ工場など世界で約160拠点ある生産拠点を約4割削減すると発表しており、これが嫌気されているようだ。

 23年までの中期事業計画で、「稼ぐ力の再構築」を目指すとしており、コア事業のタイヤは汎用品の拠点を重点的に減らすほか、非タイヤ事業では事業売却などに伴う拠点の削減も見込む。

 なお、20年12月期決算は、売上高2兆9945億円(前の期比14.6%減)、最終損益233億100万円の赤字(前の期2401億1100万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2021年02月17日 09時57分

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