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【材料】ハウス食Gは続伸、21年3月期は一転営業増益予想へ上方修正

ハウス食G <日足> 「株探」多機能チャートより
 ハウス食品グループ本社<2810>は続伸している。3日の取引終了後、21年3月期連結業績予想について、営業利益を185億円から192億円(前期比1.0%増)へ、純利益63億円から83億円(同27.6%減)へ上方修正し、営業減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。

 健康食品事業及び海外食品事業の販売が落ち込んでいることから、売上高は2850億円から2833億円(同3.5%減)へ下方修正した。ただ、家庭内食需要の増加により香辛・調味加工食品事業が堅調に推移しているほか、各事業で発生するコストが想定以上に抑制されたことが利益を押し上げる。また、投資有価証券の売却に伴う特別利益を第4四半期に計上することも寄与する。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高2171億4600万円(前年同期比2.5%減)、営業利益185億3700万円(同16.0%増)、純利益67億5300万円(同33.2%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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