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【市況】株価指数先物【昼のコメント】TOPIX型優位の展開、2万8500円辺りでの底堅さを見極め


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の2万8550円(+0.66%)前後で推移している。寄り付きは2万8490円とシカゴ先物(2万8475円)を上回って始まった。現物の寄り付き直後には2万8390円まで上げ幅を縮める場面がみられたが、前場半ばにかけて一気に切り返す流れとなり一時2万8660円まで上昇している。前引けにかけてはやや上げ幅を縮めたものの、2万8500円~2万8550円辺りで底堅く推移している。

 昨日同様、寄り付き直後は弱含む場面がみられたが、前場半ばにかけて切り返す値動きをみせている。戻り待ちの売りが意識される2万8500円を突破してきたことで、短期筋のカバーも入ったようである。また、日経平均構成銘柄は高安まちまちで推移しており、本日もTOPIX型優位の展開とみられ、NT倍率は先物中心限月で15.33倍とほぼ横ばいで推移している。

 なお、前引けのTOPIXは0.85%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れはない。後場はこう着感が強まりやすいとみられるが、2万8500円辺りでの底堅さが意識される場面においては、短期的なショートによるカバーを誘い込みやすいだろう。

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