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【市況】東京株式(前引け)=続伸、欧米株高受け300円超の上昇場面も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前営業日比190円14銭高の2万8552円31銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億9732万株、売買代金概算は1兆3546億9000万円。値上がり銘柄数は1543、対して値下がり銘柄数は546、変わらずは99銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けてリスク選好ムードが続き、主力株をはじめ広範囲に買われ日経平均は一時300円を超える上昇をみせた。為替が1ドル=105円近辺の推移と円安水準でもみ合っているほか、米株価指数先物が強い動きを示していることなども市場心理を強気に傾けている。ただ、前場後半は目先利益確定の動きが出て日経平均はやや伸び悩んでいる。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで堅調、トヨタ自動車<7203>も買いを集めた。デンソー<6902>も買い優勢。MonotaRO<3064>が値を飛ばし、パナソニック<6752>も物色人気。EPSホールディングス<4282>、フューチャー<4722>、三菱自動車工業<7211>などが大幅高に買われた。半面、日本電産<6594>が軟調、エムスリー<2413>、レーザーテック<6920>も売りに押された。日本ユニシス<8056>が急落、JMS<7702>、インソース<6200>などの下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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