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【市況】東京株式(前引け)=続伸、前場後半から上げ幅広げる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前営業日比161円61銭高の2万8325円95銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億529万株、売買代金概算は1兆2807億2000万円。値上がり銘柄数は1037、対して値下がり銘柄数は1044、変わらずは98銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方こそやや売り先行で始まったものの、その後は底堅さを発揮し、前場後半になると買いに厚みが加わり日経平均は上げ幅を拡大する展開となった。半導体関連に買われる銘柄が多く、全体相場を牽引している。バイデン新政権の追加経済対策に対する期待感から、海運や鉱業などの景気敏感セクターも総じて買いが優勢となっている。ただ、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗しており、わずかに値下がり数が多い状況。前引け段階の売買代金は1兆3000億円台近くまで膨らんだ。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が断トツの商いをこなし上値追い。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>などの上げ足も目立つ。ファーストリテイリング<9983>も堅調。日本電産<6594>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども高い。技研製作所<6289>、PR TIMES<3922>などがストップ高に買われた。半面、任天堂<7974>が冴えず、武田薬品工業<4502>も売られた。オリンパス<7733>も軟調。神栄<3004>が急反落、コシダカホールディングス<2157>、東宝<9602>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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