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【材料】サムティ---20年11月期は2ケタ増収・増益、不動産事業・不動産賃貸事業が好調に推移

サムティ <日足> 「株探」多機能チャートより

 



サムティ<3244>は6日、2020年11月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.2%増の1,011.20億円、営業利益が同12.6%増の173.55億円、経常利益が同15.6%増の152.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.0%増の106.15億円となった。

不動産事業の売上高は前期比20.4%増の900.26億円、営業利益は同9.3%増の188.97億円となった。
「S-RESIDENCE」シリーズとして「S-RESIDENCE旭ヶ丘(札幌市中央区)」「S-RESIDENCE蒲田(東京都大田区)」「S-RESIDENCE赤羽(東京都北区)」「S-RESIDENCE黒川II(名古屋市北区)」「S-RESIDENCE西天満Grand Jour(大阪市北区)」「S-RESIDENCE西長堀(大阪市西区)」、収益マンションとして「KURAMAE214(東京都台東区)」「サムティ有隣カマラード(京都市下京区)」「サムティ若王寺(兵庫県尼崎市)」「サムティタワーズ愛宕(福岡市西区)」「S-GLANZ大阪同心(大阪市北区)」等を販売したほか、「ステージファースト新御徒町II(東京都台東区)」等を分譲した。オフィスビルとして「S-BUILDING札幌大通(札幌市中央区)」「S-BUILDING新大阪(大阪市淀川区)」、ホテルアセットとして「イビススタイルズ名古屋(名古屋市中村区)」「メルキュール京都ステーション(京都市下京区)」、その他施設を売却した。
ホテルアセットとして「イビススタイルズ名古屋(名古屋市中村区)」の売却は2020年2月26日付信託受益権譲渡契約に基づく土地の引き渡しによるものである。2020年7月に建物が竣工し、2020年11月に開業している。

不動産賃貸事業の売上高は前期比23.7%増の82.43億円、営業利益は同53.5%増の37.80億円となった。
賃料収入の増加を図るべく「サムティ東区役所前(札幌市東区)」「サムティタワーN26(札幌市北区)」「サムティ円山レジデンス(札幌市中央区)」「サムティ北梅田RIVE(大阪市北区)」「サムティ西梅田Glorie(大阪市北区)」「サムティ難波Grace(大阪市浪速区)」「サムティ夙川レジデンス(兵庫県西宮市)」「サムティ舟入II(広島市中区)」「サムティレジデンス博多駅南(福岡市博多区)」「サムティ天神南(福岡市中央区)」「サムティ諏訪神社前(長崎県長崎市)」「サムティ呉服レジデンス(熊本市中央区)」「サムティ南鹿児島(鹿児島県鹿児島市)」「PALWISHたまプラーザ(川崎市宮前区)」「レジデンシア名駅南(名古屋市中村区)」ほかを取得するなど営業エリアの拡大並びに収益不動産の仕入の強化に継続して努めている。

その他の事業の売上高は前期比30.4%減の28.50億円、営業損失は4.60億円(前期は0.75億円の利益)となった。
ホテルの保有・運営のほか、分譲マンション管理事業及び建設・リフォーム業等を行っている。

2021年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.2%減~8.8%減の766.00~922.00億円、営業利益が同53.3%減~32.0%減の81.00~118.00億円、経常利益が同23.9%減~1.0%増の116.00~154.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増~13.0%増の107.00~120.00億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

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