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【特集】「新型コロナワクチン」が8位、普及に向け関連需要増加の思惑高まる<注目テーマ>

ツインバード <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 再生可能エネルギー
2 全固体電池
3 デジタルトランスフォーメーション
4 水素
5 電気自動車関連
6 2020年のIPO
7 洋上風力発電
8 新型コロナワクチン
9 5G
10 人工知能

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「新型コロナワクチン」が8位となっている。

 東京都の1日当たりの新型コロナウイルス新規感染者数が1000人を超える日も出るなど、国内での感染拡大ペース加速に拍車がかかっている。政府が7日にも首都圏の1都3県へ緊急事態宣言を発出することが伝わっており、緊迫の度合いは一段と高まっている。

 菅首相が4日に行った記者会見では、緊急事態宣言発出の検討に入る考えを示すとともに、2月下旬までに新型コロナワクチンの接種を開始できるよう準備を進める方針を示した。これを受け株式市場では、新型コロナワクチンの普及で需要が増加すると予想される製品を手掛ける銘柄群が再び動意をみせており、注目度が上昇している。

 関連銘柄としては、超低温保冷庫を製造するツインバード工業<6897>、医療機器向け精密金型を製造販売する不二精機<6400>、医薬品用アンプルやバイアル(管瓶)などを手掛ける不二硝子<5212>のほか、神栄<3004>、天昇電気工業<6776>、日本金属<5491>など。注射器や針の製造を手掛けるテルモ<4543>やニプロ<8086>、JMS<7702>も要マークとなる。

 また国内におけるワクチン開発では、引き続きアンジェス<4563>はじめ、塩野義製薬<4507>、アイロムグループ<2372>、三菱ケミカルホールディングス<4188>、第一三共<4568>などの動向に注目しておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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