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【注目】前週末25日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

出前館 <日足> 「株探」多機能チャートより

■出前館 <2484>  3,290円 (-550円、-14.3%)

 出前館 <2484> [JQ]が急反落。24日取引終了後に発表された第1四半期(9-11月)の連結営業損益は31億9400万円の赤字(前年同期は2億1000万円の赤字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした巣ごもり需要で飲食店向けのデリバリーサービスは順調だったが、人件費や広告宣伝費の増加が足を引っ張った。21年8月通期の連結営業損益は130億円の赤字見通しで据え置いている。

■ストライク <6196>  5,290円 (-740円、-12.3%)

 東証1部の下落率2位。ストライク <6196> が急反落。24日の取引終了後に発表した21年9月期第1四半期(9-11月)の非連結業績は、売上高11億9700万円(前年同期比19.2%減)、経常利益3億1200万円(同49.7%減)に落ち込んでおり、これが嫌気された。M&A案件の成約組数は前年同期並みだったものの、取引実行が翌四半期にずれ込んだ大型案件が3組発生したほか、中小型案件でも成約の遅延が生じたことが響いた。なお、21年9月期(決算期変更につき13ヵ月決算)の通期業績予想は売上高83億6800万円、経常利益30億8300万円を据え置いている。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,692円 (-250円、-3.2%)

 ソフトバンクグループ <9984> が4日続落と下値模索の動きを強めている。前日24日に8000円大台を終値で割り込んだが、25日も売り圧力の強い展開となった。同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団が、前日の米国株市場で終値ベースで13%超の急落をみせており、これがネガティブ材料となった。中国の規制当局は24日、アリババ集団について独占禁止法の疑いで調査を開始したことを発表しており、これがアリババ株の売りを呼んだ。

※25日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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