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【市況】東京株式(前引け)=朝高後急速に値を消す、利益確定売り圧力強まる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 7日前引けの日経平均株価は前営業日比106円01銭安の2万6645円23銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億8366万株、売買代金概算は1兆821億8000万円。値上がり銘柄数は615、対して値下がり銘柄数は1465、変わらずは94銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前週末の欧米株高を受け、朝方は高く始まったがその後は利益確定売りに急速に値を消す展開となり、下値を探る動きが続いた。日経平均はテクニカル的に過熱領域にあり、寄り後に上値の重さが確認されると利益確定売りを急ぐ動きが一気に強まった。全体の約3分の2にあたる67%の銘柄が下落、業種別でも東証1部33業種中23業種が下げる展開で売り圧力の強い地合いとなった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。ブイキューブ<3681>は大幅安。ソニー<6758>、日本電産<6594>も軟調。古河電池<6937>が急落、三光合成<7888>、オハラ<5218>も大きく値を下げた。半面、任天堂<7974>がしっかり、東京エレクトロン<8035>も買い優勢。デンソー<6902>も堅調。新日本理化<4406>がストップ高に買われ、オーバル<7727>も一時値幅制限いっぱいに買われた。三菱化工機<6331>も急伸。日本駐車場開発<2353>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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