【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):CKD、日本郵政、日本情報C
CKD <日足> 「株探」多機能チャートより
CKD<6407>が急反発。13日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の32億7000万円(前期比39.2%減)から49億6000万円(同7.7%減)へ上方修正すると発表しており、これを好感する買いが入った。製造業全般で生産活動の正常化が進んだ中国、半導体設備投資が底堅く推移する韓国や台湾などで機器部門の受注が上向くことが収益改善に貢献する。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の12円から17円(前期は18円)に大幅増額修正したことも好材料視された。なお、同時に発表した上期の同利益は前年同期比2.3倍の24億7300万円だった。
■日本郵政 <6178> 830.3円 +70.9 円 (+9.3%) 本日終値
13日に決算を発表。「今期経常を19%上方修正、未定だった配当は50円実施」が好感された。
日本郵政 <6178> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10.4%減の3606億円に減った。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は50円(前期は50円)実施する方針とした。
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■日本情報クリエイト <4054> 5,780円 +490 円 (+9.3%) 本日終値
日本情報クリエイト<4054>が急伸。前週末13日の取引終了後、11月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好材料視された。株式の流動性を高めてより投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大を図ることが目的という。同時に発表した第1四半期(7~9月)単独決算は、売上高6億4800万円、営業利益1億6300万円、純利益1億400万円だった。前年同期は四半期決算を作成していないため比較はないものの、新規顧客への販売や既存顧客への再販活動が順調に推移し、賃貸革命におけるクラウド版への移行需要が高まるなどし管理ソリューションが順調に推移した。なお、21年6月期通期業績予想は、売上高25億6600万円(前期比8.0%増)、営業利益5億5200万円(同5.4%増)、純利益4億1100万円(同12.1%増)の従来見通しを据え置いている。
■フェローテク <6890> 1,196円 +99 円 (+9.0%) 本日終値
13日に決算を発表。「上期経常が14%増益で着地・7-9月期も3.3倍増益」が好感された。
フェローテックホールディングス <6890> [JQ] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.2%増の28.2億円に伸び、通期計画の55億円に対する進捗率は51.3%となり、5年平均の51.8%とほぼ同水準だった。
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■T&Dホールディングス <8795> 1,199円 +83 円 (+7.4%) 本日終値
13日に決算を発表。「上期経常が2.2倍増益で着地・7-9月期も75%増益」が好感された。
T&Dホールディングス <8795> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の1500億円に急拡大し、通期計画の1830億円に対する進捗率は82.0%に達し、5年平均の55.8%も上回った。
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同時に発表した「3.00%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の3.00%にあたる1800万株(金額で130億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月16日から21年3月31日まで。
■TOYO TIRE <5105> 1,760円 +108 円 (+6.5%) 本日終値
13日に決算を発表。「今期経常を15%上方修正」が好感された。
TOYO TIRE <5105> が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比26.8%減の172億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の254億円→292億円(前期は366億円)に15.0%上方修正し、減益率が30.7%減→20.3%減に縮小する見通しとなった。
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■かんぽ生命保険 <7181> 1,800円 +106 円 (+6.3%) 本日終値
13日に決算を発表。「上期経常が15%増益で着地・7-9月期も8%増益」が好感された。
かんぽ生命保険 <7181> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比15.0%増の1627億円に伸び、通期計画の2000億円に対する進捗率は81.4%に達し、5年平均の51.3%も上回った。
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■ソディック <6143> 851円 +44 円 (+5.5%) 本日終値
ソディック<6143>が大幅反発。13日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を545億円から554億円(前期比18.0%減)へ、営業利益を10億円から13億円(同62.0%減)へ、純利益を5億円から7億5000万円(同62.5%減)へ上方修正したことが好感された。中国市場での需要継続や、日本及び欧米で事業活動が再開されたことにより、放電加工機の販売が回復基調にあり、第3四半期累計決算が想定を上回ったことに加えて、足もとの事業環境などを考慮したという。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高407億4400万円(前年同期比18.0%減)、営業利益8億2700万円(同69.9%減)、純利益6億1900万円(同47.4%減)だった。
■ゆうちょ銀行 <7182> 928円 +48 円 (+5.5%) 本日終値
13日に決算を発表。「今期経常を36%上方修正、未定だった配当は50円実施」が好感された。
ゆうちょ銀行 <7182> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.5%減の1720億円に減った。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は50円(前期は50円)実施する方針とした。
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■ジーエヌアイグループ <2160> 2,075円 +101 円 (+5.1%) 本日終値
13日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)税引き前が45%増益で着地・7-9月期も61%増益」が好感された。
ジーエヌアイグループ <2160> [東証M] が11月13日大引け後(16:35)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は前年同期比44.9%増の13.7億円に拡大し、通期計画の14.6億円に対する進捗率は94.3%に達し、さらに前年同期の79.5%も上回った。
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